国家基本問題研究所

韓国保守派は李大統領を諌めよ 西岡力氏

第158回】 平成24年9月18日 韓国保守派は李大統領を諫めよ 国基研企画委員・東京基督教大学教授 西岡力 李明博大統領の突然の竹島訪問と天皇陛下への礼儀に反する発言をきっかけに、日韓関係 が悪化している。少なくとも日本人の対韓感情は昭和40 年…

私たちは「河野談話」の撤回に賛成する 櫻井よしこ氏

米知日派の慰安婦問題論文に反論 ホノルルに本部を置くシンクタンク、パシフィック・フォーラムCSISのニューズレタPacNet56号(2012年9月4日)は、ラルフ・カッサ理事長の論文「Korea-Japan: Enough is Enough!」(韓国―日本:もうたくさん…

憲法改正で国家として拉致解決を目指せ 櫻井よしこ氏

http://jinf.jp/images/hx/h2-articles.gif 憲法改正で国家として拉致解決を目指せ 櫻井よしこ 憲法改正で国家として拉致解決を目指せ 櫻井よしこ 去る9月2日、東京・日比谷公会堂で「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民大集会」が開かれ、会場は参加者で…

尖閣を放置する首相に政権担当資格なし 櫻井よしこ氏

今週の直言 【第157回】 平成24年9月10日 尖閣を放置する首相に政権担当資格なし 国基研理事長 櫻井よしこ 野田佳彦首相は尖閣諸島を買い取っても、島を放置する方針だ。首相に出来る最大限 の措置は国有化にとどまり、いま最も必要な尖閣諸島の領有…

領土・領域は憲法改正して守れ 西修氏

領土・領域は憲法改正して守れ 西修 領土・領域は憲法改正して守れ 駒沢大学名誉教授・西修 国家主権、とりわけわが国の領域を保全する法体制が早急に整備・強化されなければならない。 野田佳彦首相は8月24日の記者会見で、韓国国家元首としてあるまじき李…

歴史認識問題で日米分断の危険性 櫻井よしこ氏

http://jinf.jp/images/hx/h2-articles.gif 歴史認識問題で日米分断の危険性 櫻井よしこ 歴史認識問題で日米分断の危険性 櫻井よしこ 8月27日、駐北京の日本大使の乗った車を2台の乗用車が連携して停車させ、中国人とみられる男が日の丸の旗を奪い気勢を上…

尖閣諸島を中国に奪われたとき日本はこれを奪還できるか 櫻井よしこ氏

ニュース 会員専用 JINF会員 ご寄付のお願い お問合せ http://jinf.jp/images/mainimg/articles.jpg HOME > 役員論文 > Blog article: 尖閣諸島を中国に奪われたとき日本はこれを奪還できるか 櫻井よしこ http://jinf.jp/images/hx/h2-articles.gif 尖閣諸…

拉致被害者全員の帰還は譲れない 西岡力氏

【第156回】 平成24年9月3日 拉致被害者全員の帰還は譲れない 国基研企画委員・東京基督教大学教授 西岡力 8 月29 日、北京で4 年ぶりに日朝政府間協議が行われた。課長級の予備協議という 位置づけで、協議は予定より1 日延び、31 日に、双方の関心…

非礼『韓国』に抗する究極の策がある 櫻井よしこ氏

非礼『韓国』に抗する究極の策がある 櫻井よしこ 非礼『韓国』に抗する究極の策がある 櫻井よしこ 竹島、尖閣諸島、北方領土。戦後最大の危機はなぜ一挙に起きたのか。答えは明らかである。自国の防衛を他国に依存し、自らは出来得る限り軍備を退けてきた戦…

中国人が”実効支配”、ロシア極東部

中国人が“実効支配”、ロシア極東部 名越・拓殖大学教授 拓殖大学海外事情研究所の名越健郎・教授(元時事通信社外信部長)は7月24日、国家基本問題研究所で「ロシアの対日戦略」について語り、同研究所の企画委員と意見交換した。名越教授は、時事通信の…

アーミテージ=ナイ報告の意義と二つの疑問点

【第155回】 平成24年8月27日 今週の直言 アーミテージ=ナイ報告の意義と二つの疑問点 国基研企画委員・福井県立大学教授 島田洋一 米国の超党派の知日派がまとめ、8 月15 日に発表されたアーミテージ=ナイ報告は、日 米両国が経済的にも軍事的に…

尖閣防衛に直ちに取り掛かれ

【第154回】 平成24年8月20日 尖閣防衛策に直ちに取り掛かれ 川村純彦研究所代表・国基研客員研究員 川村純彦 8 月17 日、野田政権は、尖閣諸島の魚釣島に不法侵入した中国人14 人を送検せず、簡単 に本国へ送還した。この法治国家としてあるまじき…

生誕百年、福田つねありが放つ光彩 遠藤浩一氏

生誕百年、福田恆存が放つ光彩 遠藤浩一 生誕百年、福田恆存が放つ光彩 拓殖大学大学院教授・遠藤浩一 今年は「大正百年」にあたる。 百年前(1912年)の7月30日に明治天皇が崩御されると、即日、践祚(せんそ)・改元され、ほぼひと月後の8月25日に、戦後を…

終戦67年 戦後4度目の憲法改正の機会だ 田久保忠衛氏

終戦67年 戦後4度目の憲法改正の機会だ 田久保忠衛 終戦67年 戦後4度目の憲法改正の機会だ 杏林大学名誉教授・田久保忠衛 ≪福田恆存が喝破した欺瞞性≫ 昭和50(1975)年5月19日付の「サンケイ新聞」に、福田恆存氏は「憲法の絶対視に異議」と題する一文…

日本の自画像を描け 櫻井よしこ氏

日本の自画像を描け 櫻井よしこ 日本の自画像を描け 櫻井よしこ なんともどかしい政治だろうか。税と社会保障の一体改革に関する3党合意の民自公の駆け引きはなんら心に響いてこない。一連の議論に、国家、国益によって立つ思想が少しも見えないからだ。 首…

9年以内に関東圏にM6.5~9の直下地震

「国基研だより」H.24年4月号 日本の復興と再生 3・11から1年より 詳しくは、こちらをご覧下さい。 藤井聡 京都大学大学院教授は、列島強靭化を指摘されています。それに基づき自民党は重要政策の一つに挙げています。が、マスコミは、公共事業投資…

拡大する共同開発、武器輸出三原則の緩和、渡辺防衛副大臣

拡大する共同開発、武器輸出三原則の緩和、渡辺防衛副大臣 渡辺周・防衛副大臣は8月3日、国家基本問題研究所で、昨年末、緩和が発表された「武器輸出三原則」について説明、同研究所企画委員と意見交換した。この中で、渡辺副大臣は、日本の防衛装備品や技…

反原発一辺倒の主要メディアは無責任  櫻井よしこ氏

【第153回】 平成24年8月6日 反原発一辺倒の主要メディアは無責任 国基研理事長 櫻井よしこ 首相官邸周辺で金曜日ごとにデモが行われ始めて5 か月目、参加者は福井県・大飯原発の 再稼働決定以降増え始め、一時は15 万~18 万人に上ったと主催者は発…

感情的反発に傾くNHKのオスプレイ報道 櫻井よしこ氏

感情的反発に傾くNHKのオスプレイ報道 櫻井よしこ 感情的反発に傾くNHKのオスプレイ報道 櫻井よしこ 7月23日月曜日のNHK『ニュースウオッチ9』(以下、「9」)の米軍の新型輸送機オスプレイ報道はひどい内容だった。キャスターの大越健介氏の報道人としての…

憲法改正へ国民の自覚を問う

憲法改正へ国民の自覚を問う 国基研副理事長 田久保忠衛 GHQ(連合国軍総司令部)のホイットニー民政局長から「(米側の憲法草案をのまなけ れば)天皇の身体を保証することができない」と脅し上げられた末にできた憲法だ、と説明 しても、それをどれだけ…

実は日本はレアアース大国だった 櫻井よしこ氏

実は日本はレアアース大国だった 櫻井よしこ 実は日本はレアアース大国だった 櫻井よしこ 本州から1800キロ、わが国の最東端に位置する南鳥島の排他的経済水域(EEZ)の海底で、膨大な量のレアアースを含む泥(希土泥)が見つかった。レアアースの濃度が1000pp…

尖閣諸島に一刻も早く日本人を常駐させる方策を  櫻井よしこ氏

尖閣諸島に一刻も早く日本人を常駐させる方策を 櫻井よしこ 尖閣諸島に一刻も早く日本人を常駐させる方策を 櫻井よしこ 民主党の前原誠司氏に、野田佳彦首相を一言で表現すれば、と尋ねた。 氏は一瞬考え「鈍です」と答えた。少し間を置いて、「でも、ぶれま…

祖国愛が導いた南鳥島沖での希土発見 櫻井よしこ氏

JINF 今週の直言 第150回 平成24年7月17日 祖国愛が導いた南鳥島沖での希土発見 国基研理事長 櫻井よしこ 本州から1800 キロ、わが国の最東端に位置する南鳥島の排他的経済水域(EEZ) の海底で、膨大な量のレアアース(希土)泥が見つかった…

憲法改正、いかに国民に訴えていくか 櫻井よしこ氏

憲法改正、いかに国民に訴えていくか 櫻井よしこ・国基研理事長 国家基本問題研究所の櫻井よしこ理事長は7月13日、同研究所企画委員会の憲法勉強会で、講師として憲法改正について語り、基本的な考え方を明らかにした。この中で、櫻井理事長は、1)戦後…

その弐 TTPへの疑問に答えます 山下一仁氏

TPPへの疑問点に答えます 山下一仁キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 TPP(環太平洋連携構想)については、国基研にもさまざまな疑問が寄せられました。平成23年10月にTPP推進の立場から報告書をまとめたキヤノングローバル戦略研究所の山下一仁研究主幹…

TTPへの疑問に答えます 山下一仁キヤノングローバル戦略研究所研究主幹

TPPへの疑問点に答えます 山下一仁キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 TPP(環太平洋連携構想)については、国基研にもさまざまな疑問が寄せられました。平成23年10月にTPP推進の立場から報告書をまとめたキヤノングローバル戦略研究所の山下一仁研究主幹…

これから生まれてくる世代の純負担1人当たり1億500万円・ 課題解決へ邁進の好機  櫻井よしこ氏

課題解決へ邁進の好機 櫻井よしこ 課題解決へ邁進の好機 櫻井よしこ 小沢一郎氏の勢力、49人の離党こそ野田佳彦首相にとって大きなチャンスである。民主党は従来よりもはるかに合理的な政策運営が可能となり、首相にとって、自分の信ずる基本路線を邁進(ま…

キャッチフレーズ 「世界が待ち望む憲法改正」

憲法改正に4つの論点 田久保忠衛・国基研副理事長 田久保忠衛・国家基本問題研究所副理事長は7月6日、同研究所企画委員会で、憲法改正問題について講師として語り、「現行憲法がいかに屈辱的な憲法であるか。その上に立って憲法改正を考えていきたい」と…

「決められる政治」を実践した野田佳彦首相を私は評価する 櫻井よしこ氏

「決められる政治」を実践した野田佳彦首相を私は評価する 櫻井よしこ 「決められる政治」を実践した野田佳彦首相を私は評価する 櫻井よしこ 野田佳彦首相はよくやった。「政治生命を懸ける」と繰り返した社会保障・税一体改革関連法案を6月26日、衆議院で可…

オスプレイ報道で目に余る沖縄紙の偏向

平成24年7月2日 国基研理事長 櫻井よしこ 沖縄の二大紙、琉球新報と沖縄タイムスは、全体像を伝える新聞の機能を果たさず、プロパガンダ紙になり果てている。年来、沖縄戦での軍の集団自決命令に関する報道に典型的に見られる両紙の偏向は目に余るが、米…