バイリンガルを育てるポイント 5

              皇室とともに



英語を子どもに教えるな

 

英語は、日本人全員がマスターしなければならない事ではない。日本を移民国家にしない為にも日本人の多くは日常英会話は出来ない方がよい。では、何の為に外国語を学ぶか?海外の情報を日本語に翻訳された本を読んで学べるようにすることも一つの目的だ。日本防衛のために外国語を学ぶ。優れた外交官、通訳を育てる。その為には、まず母国語をしっかりと身に付ける事だ。そして、日本の伝統や文化をしっかりと学び理解していないと外国の文化は理解できない。文科省の教育では、日本の伝統や文化についてとても疎かにする指導がなされている。教員も事なかれ主義で多くが教えないでいる。保護者もそうだ。
「英語を子どもに教えるな」という本は、早期教育は、英語も母国語もダメするから止めましょうという提案だ。しかし、バイリンガルを育てるにはこうしたことに留意するといいですよと「親が留意すべき10のポイント」を示している。詳しくは、この本をお読みください。

 

ポイント5 「読み聞かせ」で「聞く力」「読む力」を養おう
人の話を聞く技術は後天的なものであることを忘れないこと。それは徐々に教え込み、開発してゆくべきもので、一朝一夕に身につけられるものではない。
なぜ「読み聞かせ」をすると、「聞く力」が育つのだろうか。それは、読み聞かせの素晴らしさを知った子どもは、読み手の口から発せられることばを聞きもらすまいと集中するからである。「集中して聞く姿勢」は、英語学習時にも非常に役立つ基礎技能である。
これは、ニュースなどで話される英語や専門領域に関わる英語を理解し身につけるのに役立つ基礎技能である。
「読み聞かせ」は、集中して聞く力を育てるだけではない。自然にことばの意味や文字を習得することを可能にし、本を読もうとする意欲、本を読む技術を育てる。
本を読まない子どもは、これまで本を読もうとする意欲を駆り立てられて来なかったせいである。「読み聞かせ」をしなかったからである。
「読み聞かせ」をする親の注意点
・もっとも大事なことは、「読み聞かせ」の最中に子どもが質問してきたら読むのを止めてその質問に答えることで、子どもが文章の意味をつかみ、物語の展開を追えるように手助けすることである。
親が子どもへの質問をまじえながら、「読み聞かせ」することも、子どもの文章理解を助けるのに不可欠である。ただし、文章の流れに沿って自然に質問をはさみ、子どもがちょっとしたクイズに答えるといった感覚で、リラックスして取り組めるように配慮しなければならない。
・無理なく物語を要約する力を訓練するには、母親が専業主婦で父親が外に働きに出ている場合、母親が昼間に子どもに読み聞かせをし、父親が帰宅後、子どもに、「今日は、どんな楽しい話を聞いたんだい。お父さんも知りたいなあ」と言えば子どもは一生懸命説明しようとする。父親が、「5W1H」に従って、「いつ、どこで、誰が、どんなことを、なぜ、どのような方法で行ったか」という質問を投げかけ、子どもの記憶を引き出す手助けをして、話のまとめ方を教えていく。
 
ぜひとも毎日。「読み聞かせ」を行ってもらいたい。「量と質を混同しないこと。あなたがすべての集中力と熱意を与えれば、たとえ10分しか読み聞かせの時間がとれなくても、その時間は子どもが一人だけでテレビを見て過ごす二時間よりも、ずっと子供の心に長く残るだろう」

読み聞かせは、できるだけ早く始めた方がよい。
まず、「良質の絵本」からスタートして、だんだんと「ファンタジーのある物語」へ進むのがよいと著者はいう。日本神話は、ファンタジーのある物語です。
教育基本法第二条教育の目標五 日本の伝統と文化を尊重しとあります。学校で殆ど教えないことを家庭で教える事はとても重要です。神話を学ばない国は100年以内で滅んでいます。世界の国々がそうです。親が心して教育する。保護者に、子の教育の第一義的責任があることをお忘れなく。


日本のこころを大切にする党 代表 中山恭子議員
ルーズベルトが日本に戦争を仕掛けた