バイリンガルを育てるポイント 4

                皇室とともに



英語を子どもに教えるな

 

英語は、日本人全員がマスターしなければならない事ではない。日本を移民国家にしない為にも日本人の多くは日常英会話は出来ない方がよい。では、何の為に外国語を学ぶか?海外の情報を日本語に翻訳された本を読んで学べるようにすることも一つの目的だ。日本防衛のために外国語を学ぶ。優れた外交官、通訳を育てる。その為には、まず母国語をしっかりと身に付ける事だ。そして、日本の伝統や文化をしっかりと学び理解していないと外国の文化は理解できない。文科省の教育では、日本の伝統や文化についてとても疎かにする指導がなされている。教員も事なかれ主義で多くが教えないでいる。保護者もそうだ。

「英語を子どもに教えるな」という本は、早期教育は、英語も母国語もダメするから止めましょうという提案だ。しかし、バイリンガルを育てるにはこうしたことに留意するといいですよと「親が留意すべき10のポイント」を示している。詳しくは、この本をお読みください。
 
ポイント4 「聞く力」「質問する力」を鍛えよう
異論のない事
母語の力が、第二言語の最終的な力を決める
英語力の問題ではなく、日本語で論理的なやりとりをする習慣がないことが大きく影響している。だから、
親が子供の英語力を伸ばしたいと考えるならば、まず、日本語でのコミュニケーション能力を高める努力をすることが大事である。
その為には、
・親子の会話で、親が子どもの質問に対して、幼児語を用いずにきちんと説明する。
・親が承知している出来事であっても、子どもに詳細を語らせる。
日本人の親は、子どもとの感情の交流を重んじる傾向がある。これに、上記のことを取り入れるとよい。
子どもにも親に対して論理的に説明するように促す。その為には、「注意深く聞く」態度を親も子どもも身に付ける。

子どもは、「質問する」ことは得意だが、じっと他人の話に「耳を傾ける」のは苦手だ。
従って、
コミュニケーション能力を高めるために、子ども時代に徹底的に訓練しなければいけないことは、語彙を覚えさせたり、文法的に正しい言い方ができるかどうかチェックしたりすることではない。
「コミュニケーション」の中心は、「聞くこと」にあり、きちんと聞ければ、話す内容は自ずと決まってくるという意識を子どもに持たせ、他人の説明をふまえて自分の意見を言う習慣を身につけさせることが重要である。
著者は、ワンポイントアドバイスで「タフネゴシエーターゲーム」を推奨している。ご覧ください。



日本のこころを大切にする党 代表 中山恭子議員
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