「六行」が、日本を救う

             皇室とともに
 
 
教育の乱れから腕を磨くより、人柄を磨くより何よりも人間関係術を磨いたほうが金になる出世する。こういう世の中になった。だから、人が苦しもうが自分が得をすればお構いなし。何でもありの世の中、無法地帯。で、安倍総理は真面目に働いた者が馬鹿を見ない世の中にすると宣言した。
容易でないことがはっきりとした。それは、経済界が春闘賃上げに後ろ向きだからだ。
経団連等に、賃上げをお願いした。その根拠は、安倍総裁から安倍総理になるまでの間に円安株高になり会社は利益を得た。それを、賃上げに充てる。千円以下にしかならなければ、切り上げて千円にする。それだけでも、安倍政権の経済成長政策を後押しすることになる。会社にとって先行投資、設備投資のようなものだ。なにせ、トップ陣が分からず屋、我さえよければよいように思っている。一言でいえば、道徳心の欠如だ。学校ばかりが良くでき、家庭での教育人間形成を怠った。我が子に、沢山金を儲けてもらい楽したい栄耀栄華をしたいだけで育ててきた結果だと思わないか。文科大臣、文科、教育諮問機関等に問いたい。学校改革は、とても重要です。しかし、一輪車走行で良いのか。車は、両輪が揃ってはじめて真っ直ぐに走行できる。家庭・親学・祖父母教育をどうやって推し進めていくかを同時進行しなければならない。どう、余り重要視していないようだ。なぜなら、聞き流されている。一番厄介だと自覚しているからなのではないか。
逃げている。
内なる敵を排除、無能化しないと出来ないことだ。そこも、逃げている。
またまた、嫌われる。
 
「日本人の魂と新島八重櫻井よしこ著 定価740円
 
 この、第二章 会津藩の人づくり 
      日本屈指の藩校「日新館」では、まず、人間教育を最重要視していた。
      それを定めたのが道徳である
           りっこう
      「六行」
      です。生徒が実践する六つの行いです。
  前文の口語訳はこうです。
[六行]
一、親は自分の本(もと)、自分は親の枝である。よく父母に仕えて力を尽くし、孝道
  に励むこと。
一、弟は兄を敬い、兄は弟を愛し思いやること。
一、わが身を愛するように家族や親族と親しみ、和睦を大切にすること。
一、外親に至るまで親しみ、自分の本であることを忘れないこと。
一、人に信頼され、任されたことを責任を持って滞りなく行える人であること。
一、親族や友人が災厄や病気、貧窮などで困ったときは、自分の身にふりかかった
  ことと思って救ってあげること。
 
日本の現状を救う元となります。