中国や北朝鮮からすれば、アジア共産化にとって最大の障害が沖縄の米軍基地

   別冊 正論18より
     狙われ続けてきた戦後の沖縄
              全日本学生文化会議事務局 三荻祥氏
 
  詳しくは、正論をお読みください。
 
 抜粋
  朝鮮戦争共産主義の南進の危険性にはっきりと目覚めたアメリカは、その後    の中ソ両国による軍事攻勢、アジア太平洋地域の共産化を阻止すべく懸命に動く。
その拠点となったのが沖縄であった。1952年、米軍は「沖縄を巨大な不沈空母
するため」、約5億ドルの費用をかけて基地の建設を開始した。沖縄戦以降、アメ
リカが施政下に置いていた流れで沖縄に基地があると理解している人が私の周囲
にもいるが、これは誤解である。共産陣営の南進の危機がなければ沖縄に基地は
なかったのである。
 
また、こうも記されている。
 
 戦後、共産主義の脅威を直視し、終戦直後から米軍基地を置く必要性を感じて
いたのが、昭和天皇だ。
 (中略)
 覚書には、アメリカが沖縄の軍事占領を継続するよう天皇が希望していると書かれているが、その理由は、アジアの共産化を求めて南下するソ連内政干渉を招くような動きをするのを防ぐためだという。そしてもう一つ、覚書には日本の潜在主義を残した上で、アメリカに長期租借することが昭和天皇のお考えとして記されている。これは、アメリカが沖縄に対して永続的野心を抱かないようにすることと併せて、ソ連や中国が沖縄の領有権を主張しないようにする、とのご意向からだ。つまり、終戦直後から沖縄や日本が共産化することへの危機感を抱き、それを食い止めるための拠点として沖縄に米軍基地を置く、というお考えだったわけだ。