ダムは半永久的に壊れない

           皇室とともに

水力発電が日本を救う」竹村公太朗著より

日本のダムは半永久的に壊れない

 関西の神戸に布引五本松ダムという古いダム(1900年建造)。1995年の阪神・淡路大震災でも、ダム構造物本体の安全性に関してはビクともしなかった。

日本は地震国であるから地震で壊れないように造られている。全国の何千というダムには、ダム本体が壊れた例はない。ダム技術者にとっては、当たり前のことである。

 ダムが壊れない理由

①都会にある構造物は壊れる。30年50年と経てば劣化する。だから、ダムも壊れる日が来ると我々は思っている。しかし、ダムのコンクリートには鉄筋が入っていなかった。鉄筋が錆びて劣化することがない。

重力式コンクリートダムもアーチ式コンクリートダム本体の基本構造も、セメントと砂と石によるコンクリートで造られている。天然の岩と同じで、石灰岩である。成分は、凝灰岩という天然の岩と同じである。つまり、ダムのコンクリートは、天然の岩盤とほぼ同じなのだ。

凝灰岩は、100年、200年と年代を経るにつれて堅く強固になっていく。ダムのコンクリートも強固になり続ける。

②ダムの基礎部分が岩盤と一体化している。渓谷にダムを建設するときには、渓流の表面に存在する岩をすべて除去しなければならない。脆い表面の岩を取り除く膨大な掘削工事を続けて、頑丈な岩盤の上に直接コンクリートを打ち込んで、ダムをその上に造っていく。つまり、ダムの基礎は、杭などで支えるどころか、岩盤と一体化させてしまうのだ。だから、揺れは、非常に小さい。阪神・淡路大震災のときの布引五本松ダム震度計では、周辺地域の揺れは非常に大きかったにもかかわらず、揺れは小さかった。

③壁の厚さがダムはビルよりも、およそ100倍も厚い壁でできている。ビルの場合、せいぜい2mか3mだろう。コンクリートダムの場合、数10mから200m以上にも達する。ダムの壁の断面を見ると、高さと底辺がほぼ同じ長さの三角形になっている。ダムの下部では、コンクリートの厚みはダムの高さと大体同じだ。

巨大な山のような構造物がダムであるから、地震で壊れないのは当然として、人間が兵器を使って壊そうとしても、容易には壊せない。

欧米では、過去に何度かダムの決壊があったようだが、事情が違う。構造計算上、安全だからということで造られた。日本は、万が一の天災でも耐えられるように十分すぎる安全値をとって造られるから高さと厚みがほぼ同じになる壁。

 

日本のダムがなぜ強固なのか。

①コンクリートダムには鉄筋がなく、天然の凝灰岩と同じである。

②固い地層に直接コンクリートを打って基礎にしている。

③ダムの厚みが極めて厚く巨大な山となっている。

 

ダムは、土砂が溜まって使えなくなるというのは?

電力ダムの場合は、「洪水吐(こうずいはき)」という特別な穴がないから溜まりやすい。が、簡単な工事で経費も安く造れるから解決できる。

水を貯めたままダムに穴をあけることができる。

多目的ダムには、初めから造られている。

だから、土砂でダム湖が埋まる心配はない。政治が力を発揮して、財務省の緊縮財政政策を廃止する。対策が取れるのである。戦う気概を持つことで国家国民は救われる!

ダムは、半永久的に生き、半永久的に活躍できる。

 

教育基本法に基づく教育を行う(教育議論を行う)とは、

教育基本法 教育の目的・教育の目標・教員・家庭教育 に基づいて行うということ


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