「世界ウイグル会議」って?

                   誕生日の木と木ことば
              7・7 シュロ 不変の友情
 
正論8月号 P224
 
 「世界ウイグル会議」は、中国政府の弾圧に対し、海外に亡命したウイグル人たちの生活を守るのと、祖国ウイグル民族自決権の確立を目指して活動している国際組織である。参加に20を越える組織がある。本部はドイツのミュンヘン。在外ウイグル人組織では最大の運動体であるが、これとは別にアメリカのワシントンDCに明確に独立を求める「東トルキスタン亡命政府」がある。彼らと同会議の相違は「ウイグル会議」が「平和的手段によるウイグル人の政治的地位確立を主張」している点。ラビア・カーディル女史はその二代目総裁である。
 
 ラビア女史は、靖国神社に参拝しこう語った。
「この神社に祀られている人達は、国を守るために戦った戦士であり、日本民族の英雄です。祖国のために命を落とした人々に敬意を払うのは、イスラム教徒の私達も変わりはありません。しかし、・・」そこでラビア氏は一呼吸置いてこう続けた。
「私達ウイグル人には、祖国のために殉じた人達を弔う慰霊碑を建立することも禁じられています。しかも、こうしている間にも、多くの同胞が中国政府によって不当に拘束され、生死も分からない状態です。死んでしまっても、私達は何もしてあげることができない。御霊が帰る場所がある日本人は幸せです」
と言っておられる。なぜ、同じ日本人が8月15日に総理の靖国参拝をとがめる。当たり前の行いが問題にされる異常な国家だ。歴史を正しく認識し誇りを取り戻さなければ未来は無い。
 
 中国は、ダライ・ラマ法王をどう言っているのか。
「ダライは単なる宗教人ではなく、宗教を隠れ蓑にして、長年中国の分裂を企み、チベット社会の安定と民族の団結を破壊しようとする政治亡命者であり、チベット独立を企む政治グループの総頭目である」
と言っている。論外だ。南京大虐殺についても同様で論外だ。学校教育のお陰で虐殺はあったと信じる人が多いのには困る。
 
 
雅楽平和 いい音色 です