皇室とともに
親父の妹でなかなかの美人
ガキの頃からお世話になっていた
春休み、夏休み、冬休みには、映画館へ怪獣映画、漫画、ディズニー映画を観に行き帰りには、食事をした。不二家や鉄板スパ、お子様ランチには目もくれず大人と同じように食べていたから子連れの親が羨ましがり叔母は、食べさせがいがあると言っていた。
クリスマスには、雑誌の料理を作ってくれて楽しませてもらった。家の手助けをして働いていた。独身である。今思うと、親父は偉い奴だった。年金をかけていたから叔母は困らなかった。俺にはできないことだ。名古屋から離れることを嫌がりなかなか私の所に来るとは言わなかった。次男であるから俺が面倒を見ると言っていたがそんなある10月の初めに来るといった。そこで、第三日曜日にすると決まり私のもとへ来た。はじめは、名古屋を恋しがっていた。猫が好きで飼いたがっていたが、手乗り文鳥で我慢してもらった。知らずに尻の下敷きとなり殺した時には大泣きをして驚いた。
喧嘩するときは、「くそばばあ」と言ってやると「おまえがくそじじいだ」と言い返してくる。きちんと布団を敷いてくれたり、洗濯物は丁寧にたたんで米はぜの玄米をごはん代わりのように好んで食べた。今や、その米はぜも食べない。
7月25日、医者へ行って検査の結果、心不全と肺に少し影のようなものがあると言われ点滴と薬をもらい昼には飲ませた。
からだが辛そうだ。医者に相談をこれからする。順番を取りに行ったときに本人を連れてこなければならないか、往診はできないか。本人の希望は、自宅で死にたいがご希望だ。今夏持つかではなく、今月お迎えが来るような感じだ。夜中に、感謝を本人に申し上げた。生まれ変わったらいい旦那に恵まれ子どもにも恵まれて幸せになれる。安心しろと。が守ってくださる。今日明日は、仕事に行くのを止めよう。
医者に連れて行った。先生に、今月もったらいいところですよねって聞くと
「エッ・・・まだまだ大丈夫」と言われた。看護師も苦笑いしてた。
昨日、薬を飲ませ、今朝、米はぜを数十粒しか食べなくて薬を飲ませたと報告
薬がなくなったころにまた来なさいと言われた。
看護師が、朝の順番取りの前に草取りしていたところ見ていてあなたじゃないのと聞かれた。悪いことできないね、見られている。と笑って話をした。
取り切れなかったから、点滴をしてもらってる間に草取りの仕上げをしてたら事務の方が暑いからいいですよと止めに入られた。頑固者は、いうこと聞かずに終了した。
恩を受けたら気持ちだけでも返すは道理だ。
もうしばらくは、寂しい時が来ないことになるようだ。
紹介しておかないと