生徒向けの「教育基本法に基づき教育を行う」の意

               皇室とともに



生徒向けの、「教育基本法に基づき教育を行う」の意

 

はじめに、

 教員免許を配布する時の前提条件が、「教育基本法に基づき教育を行う」ということが理解されて実践できる教員に与えられるものです。

 この意味を生徒が自覚することの大切さは、偏差値教育の弊害を自らが削減していく努力が必要です。まさに、自主独立、逞しく生きる、困難に打ち勝つは肚を鍛えることで克服できます。そして、世の中の常識に捉われないことは新しい視点を発見できます。みんなと一緒は、安心感を得られますが危険な事でもあります。日本の素晴らしき精神「大御宝」を学び実践することは一時の繁栄を謳歌するのではなく長く繁栄できることです。人とともに幸せになることを考える事は今の世の中では薄らいでいる精神です。世の中の原理原則は、善悪共に全て何時かは行った者に帰ってくるという有難い法則の上に成り立っていることを自覚することです。

 教育を受ける者が、国が税金を費やして教育を行う根拠が教育基本法にあります。それが、教育の目的「国家及び社会の形成者」であります。

 

自覚する為に

 「教育基本法に基づき教育を行う」の意は、第一条第二条第九条第十条の意味を理解して教育を行う事です。

 

本題

 教育の目的 第一条 要点 国家及び社会の形成者

皆さんは、国家と聞くと軍国主義を連想するのではないですか。多かれ少なかれ想像をしてしまうものです。それは、戦後、GHQによりWGIP(戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画)が行われてきた。今なお日本人の手によって行われているという事実があります。この中の事実として、四大教育指令がWGIPによって出されています。昭和20年10月22日に出た第一指令で、当時の文部省はGHQの指令に従って政策を実施するように命じられた。総理大臣ほか公職にある人が、靖国をふくむ神社に真榊を奉納したりする際は、私費で行うことなどという、日本の教育への明白な管理政策です。昭和20年10月30日の第二指令は、GHQの政策に反対する教職員や官僚を解雇するよう指示し、テストで3千人が失格、20万人は自発的に辞職しました。悪名高い公職追放の一環でした。これらは、全て公文書によって明らかとなっています。「日本人を狂わせた洗脳工作」関野通夫著で公文書とともに明らかとなっています。540円82ページの読みやすいものです。皆さんも読んで学んでください。そして、東京裁判史観からの呪縛から解放ください。「アジアの希望の星」と植民地からの解放がなされた国々から賛辞を頂いています。社会の形成者に成る為に、小中学校では基礎をしっかりと学ぶ。教科の中で、国語が一番の基礎になります。外国語の専門職に就くには、国語力を高めないといけません。国語力と同等の力を得る事は絶対にない。だから、国語力を高めていくことは必要であり他の教科の底上げにもなります。どの道に進むかは、保護者と日頃から話し合い決めて学び、高校を目指す。職人になるには、中学卒業が最適です。理屈では、身に付けられない。教えられたことを素直に実践して身に付けていく。身に付けてから、学問を学び裏付けていくと成長するのです。宮内庁楽師になるには、中学卒業後、楽生となって7年間みっちりと学び合格すると晴れて楽師(重要無形文化財指定)になれます。

生徒の仕事は、様々なことを日常から学び、社会にでて一人前の社会の形成者となれるように努力することです。そこで、人から喜ばれたり当てにされたり、活躍できることは人として無上の喜びになります。だから、テストで良い成績が取れたという事は社会の形成者となる為の一部分でしかないのです。偏差値教育の弊害で将来困らないように自らが鍛える事です。

 

教育の目標 第二条 要点 一、教養と道徳心を身に付ける

 教養は何の為に身に付けるか。個人の私利私欲の為であってはならない。遅かれ早かれ、不幸を招き寄せるからです。世のため人のために役立てる事に使う。その為に必要なのが、道徳心を身に付ける事です。世の中では、教育勅語軍国主義と騒ぎ立てています。では、皆さんは教育勅語の中身を知っていますか。明治神宮教育勅語の口語訳を読んでください。その上で、各自が判断してください。素晴らしい道徳教育だと世界が絶賛して国民教育に取り入れているのです。日本で教えさせないようにしたのがGHQです。いまでは、教育勅語を学校で教えていいと閣議決定もなされました。先生が教えない事でも、良いことは自らが進んで学ぶ。これは、文科省が言っている自らが進んで学ぶ態度を養うことです。テストで好成績を得て志望校に入っても社会で活躍できる保証はない。もっとほかに重要な学びがあることに気づいてください。それは、行動力です。大きな武器になります。自ら進んで学ぶが行動力の一歩です。

 

教育の目標 第二条 要点 二、自主自律の精神と勤労を重んじる態度を養う

 苦あれば楽あり。苦は楽の種。という諺があります。人の本性は、横着者です。寝て居って糞小便が垂れたいという怠け者です。理性によって正しき道に自らを導く事が大切です。働かなくても今は暮らせるといってニートになる。その先は、帳尻合わせをする羽目になるは世の道理です。幸せになるには、子どものころより自主自律の精神を養う事と働くことを当たり前と考える事は最低限のことです。子どもの時から手伝いをすることは、将来に役立つことです。

朝、学校へ通うのに車で送ってもらうことは、自主自律に良いのですか。暗い夜道で危ないから迎えにきてもらうのとは意味が違います。保護者がしっかりしていると頼り切ってしまって保護者から学び取る精神が無くなっていませんか。それでは、自主自律の精神が乏しくなって不幸を自らが招き寄せることになる。人を頼るというよりも学び取って自分に出来る事は自分で行う。自主自立できるようにすることです。その為にも、勤労を重んじる精神を自らに宿すことです。楽して株で儲ける、人をこき使って儲けるようなユダヤ思想では幸福にはなれないと自覚する。

 人手不足といって外国人を導入させているニート、若者。それは、侵略であり自らが不幸を招き寄せていることです。しっかりと働き政治に改善させる努力をする。それは、投票という形で行う。黙っていたら、どんどん不幸になる。均衡のとれたことを行う事です。

 

教育の目標 第二条 要点 三、公共の精神に基づき主体的に、社会の形成に参画する

 ユダヤ人以外の国民は、自国の後ろ盾があって活動できる。日本人は、日本国を世界の国が認めているという事実をどれだけ実感できているのか。国民一人一人が社会の形成者と自覚し、日本国が機能できるように社会の形成に参画する奉仕の精神を持つことです。その一つが、消防団であり祭りに参画することであり町内活動に参画する事であります。自分に出来る事に参画する奉仕の精神です。個人主義は身を滅ぼす。

 

教育の目標 第二条 要点 四、環境保全に寄与する

 人は、地球環境を破壊したら生きていかれない。人の欲望と環境破壊は密接に繋がっている。動物のように食べていければ十分であればいいのですが、有っても望む強欲な生き物です。1円でも多く儲けようとする。その為に、紛争を起こさせて戦争をさせて金もうけをしようとする。環境に配慮して経済活動をしたくないと考えてその為の対策費を減らす、使わない。直接かかわっていない人も、電力は使う。その恩恵を受けて快適生活や経済活動ができる。が、危険だからと原発反対を唱える。では、その人たちは他国に特に身近で日本への影響が甚大である中国韓国北朝鮮へは原発反対を訴えないのは筋が通らない。また、日本に置いて、原発を使用しなければ経済は成り立たなくなる。それに耐えられない人たち。国が富めないと防衛力が低下して侵略される。それらを考えて学び、どうしたならば現実的な対応をすることができるのかを学ぶ。感情的にならないで事に当たることも身に付ける事です。

 ところで、環境復元と書かれていません。環境保全です。いつの時の環境を保全するか明記されていません。教育基本法をみると、平成十八年十二月二十二日法律第百二十号とあります。この時の地球環境を保全すると解されます。この時点の地球環境にするという事になります。その為の研究や復興をしていく為の教育を行うことです。これは、新しい分野の経済活動にもなります。

教育の目標 第二条 要点 五、日本の伝統や文化を尊重し、日本の繁栄の為に国際社会に貢献する

 日本の伝統や文化を尊重しとは、国柄を学ぶという事です。改悪教育基本法反対活動を続ける全教、愛教労はこのことを認めています。日本は、皇紀2678年(紀元前660年に初代神武天皇天皇に御即位なされ今年西暦2018年ですから)の日本独自の元号を持っている世界最古の国家です。その日本がどういう国柄なのかも国民に教えない教育は間違っています。全ての国民が理解し知って初めて混沌としている世界をどうするのか日本はどうあるべきなのかが判断できます。だから、大学の共通一次試験で「国柄」を新しく試験しなければならない。それによって、これからの日本の在り方を国民が決める事は民主主義です。皇室反対の教員も真実を教えてどうすべきかを子どもに判断させる。それによって、皇室がなくなっても仕方がない。日本は世界から尊敬されなくなる。

国柄とは、日本の歴史は皇室とは切っても切り離すことができない間柄です。記紀を学ぶとは、最低、古事記の精神を学ぶことです。

『大御宝』、仁徳天皇の史実「民の竃」、無私の精神、祭祀王、教育勅語、国旗国歌の意義を学ぶ、恥の精神、武士道、足るを知る、侘び寂の精神等を学んで国柄を知る。これからの日本をどうするかを決める大切な学び。

外交は、軍事の後ろ盾があって成り立つものであって話せばわかるものではない。北朝鮮アメリカに暴言を吐いても大丈夫なのは核を保有したからです。日本の総理が言ったら潰されます。原爆を2発も投下されたのは日本が核を保有していなかったからだというのは歴史の事実です。外交とは、国と国との国益のぶつかり合いです。軍事なき外交はないのです。日本の国益の為に国際社会に貢献をする。幸いにも、日本は奴隷制をしたこともなければ外国を植民地にしたこともない国です。誇りに思ってください。国益を無視して、日本国民が犠牲になって国際社会に貢献することはない。これが、外交というものです。

 

教員 第九条 要点 教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、その職責を遂行する

 生徒は、社会の形成者となって日本国を支えるという自覚を持ってしっかりと学ぶという事です。特に足りないのが「肚を鍛える」ということです。

 

 家庭教育 第十条 父母やその他の保護者は、子どもの教育の第一義的責任が保護者に有する

 将来、皆さんも親になり子を持つときがくる。その時に、子に立派な親の背中を見せられるように努力することです。ですから、今からどうすることが子どもにとって有意義な事をすることができるかを子どもの立場に立って考えられる。これは、親になった時にとても役立ちます。勉強したくない気持ちをどうすればやる気を起こさせられるか。働きたくない怠ける気持ちをどうすれば叩き直せるか。身勝手な気持ちを改められるか。自暴自棄の気持ちを無くすにはどうすれば良いか。衝動的な精神を抑えるにはどうすればいいか。忍耐力を付けるにはどうすればよいか。研究心を持つにはどうすればいいか。人と同じことをしていていいのか。感性を身に付けるにはどうするか。研究心を持って生活する人は成功する。要するに、心の持ちようで未来が開かれるという事です。何かあっても、直ぐに人のせいにするような人にならない。良く考えて行動する。自らが納得して行動すれば他人のせいにすることはない。自分が困った時に助けてもらえるように日頃から人を助けておくことです。世のため人のために働くことです。

 

 教科書で教える。という意味を知っていますか。文科省の見解は、

教科書は、検定教科書を使って教えます。検定意見は、学習指導要領に基づきつけられます。学習指導要領の記載は、最低限の事が記載されています。ですから、教科書に記載されていることは最低限の事が記載されている。だから、教科書に記載されていることは最低限プラスαの記載です。教科書に記載されていない様々な考えを教える事です。

 これが、文科省の見解ですが、最後の部分はコチラが言わないと認めません。なぜならば、教科書以外を教えさせない為に検定制度を文科省の最後の砦として死守しています。だから、下村文科大臣が検定制度を見直すと言って最善を尽くされたが出来なかった。しかし、現場が様々な考えを教えてしまったら検定制度は崩壊する。偏差値教育の弊害が無くなる。一番の問題は、東京裁判史観です。戦争についての罪悪感を日本人の心に植えつけるための宣伝計画(WGIP)これに、日本人は洗脳されています。この呪縛を解くことが重要です。

 教員は保護者を恐れる。生徒は教員を恐れる。内申点等で不利益を被るのではないか。こういった事を排斥するには、「教育基本法に基づき教育を行う」の実施を図ることです。         日本の夜明けの為に!


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