日本に入ってきた雅楽は中国の宴楽でありました。
そして、日本人の感性にあうものになり日本独自の雅楽となりました。
葬儀に雅楽を奏する時、盤渉調を使用していますが決まりはありません。
盤渉調は、音階の醸し出す雰囲気が冬を表している。
双 調は、 春
黄鐘調は、 夏
平 調は、 秋
一番しんみりとして葬儀にあうだろうということから盤渉調が使われてきました。
葬儀にどの調子を使っても構わないのです。
全部で六調子あり、大食調、壱越調があります。
ちなみに、結婚式に平調・越天楽がよく使われますが秋を感じ、すこし寂しい感じが
しますので違和感があるのでは。
そこで、華やいだ雰囲気にあわせて春を感じさせる双調をお薦めしています。