愛国心と忠誠義務

 誕生日の木と木ことば
  6・26 ガクアジサイ 成就
 
長尾 一紘 中央大学法学部教授が、「日本の息吹」7号に掲載されています。
 
  愛国心と忠誠義務
 
 西欧においては、国家に対する忠誠義務は当然のこととされています。選挙権を行使するさいに、国に対する忠誠義務があることが当然の前提とされています。
 パトリオティズムという語は、日本では「愛国心」と訳されていますが、むしろ、「忠誠主義」、あるいは「忠誠心」と訳した方がよいと思います。愛国心と忠誠心は、別なものです。数年前、各国の青少年を相手にアンケートがおこなわれました。第一の問いは、「あなたは今度生まれることがあるとすれば、もう一度自国に生まれたいと思いますか」とするものです。第二の問いには、「あなたは敵が自国に攻めてきたときに武器をもって戦いますか」というものです。厳密にいえば、第一の問いは愛国心を問うものであり、第二の問いは忠誠心を問うものです。結果は驚くべきものです。日本の青少年は、第一の問いについては、フランスやアメリカなみの上位ランクにありますが、第二の問いについては世界最低でした。つまり、愛国心は強いが忠誠心は最低という結果です。中国や韓国の青少年には忠誠心は強いが、国に対する愛着は日本人ほどではないという傾向がみられました。このようなギャップは、当然のことといえましょう。忠誠心は自然には育たないものです。日本以外の国では、小学校の時から、家庭や学校で忠誠心を植え付けられますが、日本ではこれが皆無に近いのが現状です。
 
いかがですか?不戦主義者には受け入れられないでしょう。
何処に平和が嫌いで戦争をしたがっている人がいるのか。
自国の平和は、自国で護らなければならない。
中国が、日本を侵略しようとしている現実がある。
中国軍が、沖縄沖で軍事演習を行うという過去にないとんでもないことが起きている。日本人は、関心を持たない異常な国民です。民主党は、口先で日米関係重視を
言いながら普天間問題で日米関係を崩壊させようとしている。そして、3年連続で
中国詣でを行い中国の属国となろうとしている。国民も支持している異常な現実が
ある。本当にこれでよいのか?7月11日までに検証し直して国民全員が、投票しなければならない。参院選後に、こんな筈ではなかったということの無きようにしたい。
 
国基研