恥を知れば・・

             皇室とともに
 学校は、教師はどう思うのか。
下記の記事を読んで自らの恥を知り改めて改善しようと考えているのだろうか?
現実、雑用仕事ばかりが文科省から出されてクダラナイ残業に追われているのも事実。
改善を大臣はじめ大物議員にお願いしているが時間がかかる。
教育委員会へもクダラナイ雑用仕事は学校に伝えるなと言っているが肚が座らない。御身大切。
教育は、個人の幸せにあるのではない。
結果的にそうなる。
国家を担う日本国民を育成するためにある。
これを弁えていれば、如何すればよいかわかる。これこそ、地域の実情に合わせて教育をすることだ。
こんなレベルの学習レベルを教育格差と呼ぶのは可笑しい。
本気で親も教師も教育に道徳に取り組むことだ。 

中3で九九を勉強…今そこにある「教育格差」〈AERA〉

dot. 5月17日(日)16時9分配信

 日本でも進んでいる「教育格差」。私たちの気づかないところで、その格差は確実に大きくなっているようだ。

 6×5=30、6×9=54、6×2=14…。「あれ、6×2は12だ」

 ゴールデンウィーク後半の5月4日夜、東京都中野区の施設で、無料塾「中野よもぎ塾」が開かれていた。中学3年の女子生徒はこの塾で「百ます計算」を繰り返し、1年かけて九九を覚えた。

 小学6年の時に両親が離婚。母親に引き取られたが、思春期を迎えて衝突。中学2年で登校拒否に。勉強についていけず、成績表には1が並んだ。しかし、昨年からこの塾に通い始めると、九九をマスターした。ほかにも、苦手だった漢字がずいぶん書けるようになった。

 中野よもぎ塾は昨年4月、中野区内で家庭教師などをしている大西桃子さん(34)が始めた。経済的な理由で塾や家庭教師を利用できない子どもたちがいる。子どもたちが気軽に学べる場所をつくりたいと、「無料塾」の看板を掲げた。運営は、市民からの寄付で成り立っている。

 毎週日曜、午後6時から3時間が基本。10余人の参加者には母子家庭の子どもが多く、アルファベットが読み書きできない子も珍しくない。無償で講師を買って出た社会人や大学生、院生たちが、ほぼマンツーマンで指導にあたる。大西さんは言う。

「子どもたちは勉強ができないのではなく、やる機会がなかっただけ。彼らがよりよい将来を夢見て、自力で歩いていくための手助けをしていきたい」

 冒頭の女子生徒は最初、母親に連れてこられた。無言で無表情。それが、講師たちとのふれあいを通して次第に打ち解け、笑顔も増えて、自分から周囲に話しかけるようになった。集中力もついてきた。高校には行きたくないと思っていたが、勉強するうち自信がついたのか、こう思うようになった。

「高校には行ったほうがいいかな」

 家庭環境や、経済状況が教育格差につながることは少なくない。その顕著な例が秋田県だ。14年度の全国学力テストでは、小学生が47都道府県で1位、中学生も2位なのに、同じ年の大学進学率は36位。なぜか。秋田県世帯年収は、全国43位と低い(厚生労働省「賃金構造基本統計調査」)。家計に余裕がなくて進学できていない可能性がある。

AERA 2015年5月25日号より抜粋

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