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生物農薬」で販売される飛ばないテントウムシ

読売新聞 6月22日(日)14時7分配信
 独立行政法人・農研機構の「近畿中国四国農業研究センター」(広島県福山市)は、テントウムシの一種・ナミテントウを飛ばないように改良し、作物の害虫・アブラムシを大量に食べる生物農薬として販売が始まったと発表した。

 飛ぶ能力が低い個体を選んで、何度も掛け合わせて作り出した。同センターは、「どこかに飛んでいってしまうこともないので、化学農薬の使用量を抑えられ、農家の負担を減らせる」としている。

 アブラムシはコマツナやナスなど様々な野菜や果物に発生し、汁を吸って生育を妨げたり、病気のウイルスを広めたりする。化学農薬で防げるが、使い続けると耐性ができることがある。

 アブラムシを大量に食べる、天敵のナミテントウ生物農薬として注目を集めていた。しかし、栽培ハウスに放っても、施設外に飛んでいってしまい、効果が長続きしなかった。羽根を折って飛べなくした個体などが商品化されたが、作業に手間がかかっていた。

 そこで、同センターはナミテントウの中に、飛ぶ能力の低い個体がいることに着目。そうした個体の交配を重ねることで、「飛ばないナミテントウ」ができるのでは、と2003年から研究を始めた。30世代にわたって選抜と交配を繰り返した結果、狙い通りの個体ができた。

 大阪府や奈良、和歌山、徳島各県などの試験場や農園で試したところ、十分な効果が確認された。

 遺伝子組み換えの個体ではなく、飛ばない性質は劣性。このため、逃げ出して自然界の飛ぶ個体と交配しても、飛ばない性質は発現せず、生態系を乱す心配がないという。一方で、飛ばない個体同士で繁殖もできるため、ハウス内に一度、導入すると、長期間、防除効果が期待できるという。

 13年9月、生物農薬として農林水産省に登録。16日に茨城県の業者が「テントップ」と名付けて販売を始めた。1平方メートルあたり、10~13匹程度で効果がある。

 飛ばないナミテントウの普及で化学農薬の使用量を減らせ、環境や生産者の負担を抑えられるという。同センターは「初めての人にも使いやすく、環境にも優しい。露地栽培でも使用できるようになれば、環境保全型農業の推進につながり、農産物のブランド化にも役立つのではないか」と期待している。
最終更新:6月22日(日)14時17分
 
 
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