道徳の「教科化」を政策課題に

  おかげさまです こんな時だから、自粛ではなく普通に暮らしましょう。日本
               が、これ以上疲弊しないように。ピンチはチャンス!
 
 貝塚 茂樹 武蔵野大学教授が「日本の息吹」で書いておられます。
「道徳教育は危ない」「道徳教育は胡散臭い」といった感情的な空気が支配する中で、戦後教育では、徳目(道徳的価値)を「教える」ことさえもが罪悪視されてきた。
 しかし、徳目とは、「善く」生きようとする人間が、「他者」との関係性を切り結ぶために、長い時間をかけて導き出された指針であり、叡智である。そのため、徳目を「教える」ことは、教育の本質的な使命と役割であり、これを抜きにした道徳教育はそもそも成立しない。
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 道徳「教科化」は、平成12年の教育改革国民会議でも提言されたが、現在その議論は進んでいない。「思考停止」に陥っている現状を打破するためには、道徳の「教科化」を起点とする真摯で具体的な議論を積み上げることが切実な課題である。瀕死の教育に残された時間は少ない。
 
如何ですか。
我々が、もっと真剣に関心を持たなければ闇から闇へと葬り去られていく事が多いことに気付きます。国民が油断なく目配りをしないとこの国は、衰退へと突き進みます。止められるのは、国民一人一人の力の結集です。
まさに、今、私たちに出来ることです。
 
奈良・平安の音色を今に伝える 笙の音を お楽しみください