半自粛のススメ クラスター対策からの転換

           皇室とともに

政府が言うから、地位のある人が言うからと真受けにしていていいのでしょうか?

自らが考え、判断する。言うべきことは言う。間違っていますか?役人になると特に上の言うことを考えないでやってればいいという安易な人多くないですか?重要なことに対して保身の為にやられると困るを通り越すことになる。今が、そうです。

私は、賛同します。皆さんの判断を・・。#半自粛のススメ

https://www.youtube.com/watch?v=3VAiuNFuzJM&feature=youtu.be

 #武漢ウイルス

三橋貴明の「新」経世済民新聞』  2020年5月21日  【正式の回答を要請します】  わたしは、西浦・尾身氏らによる  「GW空けの緊急事態延長」支持は  「大罪」であると考えます。  From 藤井聡   @京都大学大学院教授

京都大学大学院教授、同大学レジリエンスユニット長の藤井聡です。本原稿では、西浦・尾身氏らの「4月7日の8割自粛要請」という提案についてではなく、「5月6日のGW空けの緊急事態解除を、専門家として要請せず、延長を要請した」という「見解表明」は、極めて深刻な罪であるという筆者の見解を公表します。

以下はあくまでも筆者の見解ですので、もしも、西浦氏・尾身氏ら等の専門家委員会側に、弁明の余地があるとお考えでしたら是非、正式にご回答頂きたいと思います。

西浦氏、尾身氏ら、専門家委員会の誠実な回答をお待ちしています。
京都大学 藤井聡

 

(1)「4月7日時点」の「8割自粛戦略という判断」そのものは「結果論」では責められない

政府は、4月7日に緊急事態宣言を発令しました。
当時は、感染者が日に日に拡大していき、医療現場からは医療崩壊の危機的状況が伝えられ、欧米のような感染爆発=オーバーシュートのリスクがあると誰もが考える状況にありましたから、東京大阪などでの緊急事態宣言の発令、さらには「8割自粛要請」も致し方なかったと言えるかも知れません。

だから仮にその選択が、結果的に「大失敗」に終わっていたとしても、それはあくまでも「結果論」であって、その判断そのものを責め立てることは必ずしも出来ない、とも言える可能性はあろうかと思います。

しかし、それはあくまでも「4月7日の時点」での話。

その判断が「客観的」に正しかったのか否かについては、厳しい事後チェックに晒されねばなりません。なぜならそうした事後チェックは、今後の対策を考える上で貴重な情報を与えるからです。

(2)実証的事後検証は「8割自粛戦略は、無意味で不要だった」事を明らかにした。

 まずは、こちらのグラフをご覧下さい。 https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2503979896369605&set=a.236228089811475&type=3&theater

このグラフは、「感染した日」の感染者数の推移を示しているのですが・・・これを見ると、4月7日の緊急事態宣言=8割自粛要請は、「不要」であり「無駄」であったことが分かります。

(このグラフは、PCR検査で陽性と分かったそれぞれのケースについて、可能な限り「いつ感染したのか?」を推定し、作成したものです。陽性と分かった日のおおよそ2~3週間前に「感染日」があります。このグラフの詳細は、作成者の西浦氏の下記資料を参照下さい。

https://github.com/contactmodel/COVID19-Japan-Reff/blob/master/nishiura_Rt%E4%BC%9A%E8%AD%B0_12May2020.pdf

なぜならご覧の様に、「緊急事態宣言/8割自粛要請」の10日以上も前の3月27日に、新規感染者はピークアウトしていた(減少に転じていた)からです!

 

ちなみに、感染症の分野では、感染者数が一旦「減少」に転じたら、(状況に大きな変化が無い限り)、感染者数は「ゼロ」になるまで減少し続けることになる、ということが知られています。

(詳しい分析に関心無い方はここは読み飛ばして下さい→ なぜなら、感染症の数理分析には、「一人の感染者が平均で何人に移すのか?」という再生産数という概念があるのですが、この値は状況変化が無ければ基本的に一定値を取り、かつ、それが1を下回っていれば、感染者数がゼロに収束していくことは数理的に自明だからです。つまり、この西浦氏作成データは、日本の(実効)再生産数が3月下旬以降「1を下回る」状況になっており、3月下旬以降は、特に何の取り組みをしなくても、必然的にゼロに収束する状況になっていた事を意味しているのです)

だからこのデータを見る限り、4月7日の時点で、緊急事態宣言/8割自粛などを国民に要請せずとも、感染者数は早晩収束していたことは間違い無いのです。

しかも、このグラフからは緊急事態宣言/8割自粛を出した4月7日の「前後」で、感染者の増加速度にほとんど何の状況変化も見て取れない、ということも分かります。

これはつまり、緊急事態宣言を行っても行わなくても、感染者数の推移は、現状とほとんど変わらなかった可能性を示唆しています(仮に変わったとしても、極めて僅少な差異に止まる可能性を強く示しています)

 (詳しい分析に関心無い方はここは読み飛ばして下さい→ なぜなら、ここに示されている実効再生産数は、4月7日前後で変化しているとは読み取れないからです)。

つまり、政府は、西浦教授達の提案をそのまま丸呑みする形で「8割自粛」という戦略をとったのですが、「そんな事をやらなくても感染者数は収束する」状況にあったわけで、かつ、その8割自粛によって「収束する日が早まるという効果も無かった」ことが、データによって明らかに示されたのです。

つまり、このグラフを素直に読み解く限り、4月7日時点での緊急事態宣言とそれに伴う8割自粛は、感染収束に対して全く「無意味」であり「無駄」であり「不要」であったと、統計的に結論づけざるを得ないわけです。

(より正確に言うなら、「8割自粛」という戦略ではなく、それよりもずっと緩和的な「3月下旬頃の状況を持続する」という戦略を採用しているだけで、十分だということは西浦氏・尾身氏は認識できる状況にあったという次第です)

(3)8割自粛戦略は、無意味で不要だっただけでなく、単に「有害」だった。

 というよりむしろ、それは単に不要で無駄だっただけではなく、この8割自粛のせいで、夥しい数の事業所・労働者が苦境に陥り、倒産、失業を一気に拡大させるという実害をもたらしたのです。

多くの国民は、そうした経済的社会的な「犠牲」はあっても、感染抑制の為には仕方なかったのだ・・・と自分を慰めておられたのかもしれませんが、実は、その感染抑制に対して役に立ってはいなかったのです。

すなわち、「8割自粛要請」は、公益全体で考えれば、「無駄」「不要」だったのみならず「有害」だったわけです。

(4)4月7日の「緊急事態宣言/8割自粛」の政府判断は「間違いだった」

とは言えもちろん、これが分かったのは4月中旬以降のことですから、この4月7日時点での「緊急事態宣言/8割自粛」の「政治判断」が間違っていたと切って捨てることは必ずしも出来ません。あのとき、多くの国民が感染爆発を危惧していたわけですから、念のために「8割自粛すべし」と言いたくなることも分からなくもありません。だから「結果論」に基づいて後出しじゃんけんの様に、あのときの政府判断を一方的に批難するのはフェアーではないとも言えるでしょう。

しかし、このデータは、「4月8日当時、政府も西浦教授も専門家会議は、間違った判断をしてしまった」という客観的事実を科学的に意味している、と解釈せざるを得ないのです。

政治的責任云々はさておくとしても、この客観的事実だけは、政府も、西浦氏も尾身氏も、そして、8割自粛に積極的に協力した国民も皆、しっかりと受け止めねばなりません。

そして、この苦い経験を経て、我々は次の重要な教訓を導き出すことができます。

すなわち、「8割自粛戦略」は、感染抑止に効果は無い(あっても薄い)のであり、次回「第二波」がやってきて「緊急事態宣言」を発令する時には、「8割自粛戦略」を軽々に採用することは厳に慎むべきである。それよりもより効果的であり、かつ、経済社会に被害が小さい対策を取ることが必要である、という教訓です(無論、そこで筆者が主張しているのは、「半自粛」の強化です。詳しくは、京都大学レジリエンス実践ユニットの下記の提案をご参照ください)。 http://trans.kuciv.kyoto-u.ac.jp/resilience/documents/corona_riskmanagement.pdf https://www.youtube.com/watch?v=3VAiuNFuzJM&feature=youtu.be

(5)西浦氏・専門家委員会が「GW空けの緊急事態解除」を科学者として主張しなかったのは国家経済破壊の「大罪」である

 ところで、この「8割自粛戦略が無駄で不要で、ただ単に有害だった」という事実はいつ明らかになったのでしょうか?

先に紹介したグラフは5月12日公表のものですが、4月23日のデータが載っています。

ということは、20日後には、西浦氏達は「実効再生算」も含めた詳しい数値が分かるということになります。だとすれば、3月27日がピークであるということは、その20日後の4月16日頃には分かっていた筈です。そこからしばらく様子を見るとしても、4月下旬には、3月27日でピークアウトしそれから2週間ほど、減少し続けているということがはっきりと明らかになっていた筈です。

というか、非常事態宣言を発令した4日後のPCR要請者数が4月11日にピークアウトしていた訳ですから、4月中旬頃には「その2~3週間前の3月下旬頃に実は新規感染者数は減少に転じていたのだ」ということが分かったわけで、そこから4月下旬には明白に「あぁ、これは緊急事態宣言を出す10日ほど前から、既に収束に向かっていたんだ・・・ってことは、あの時、緊急事態宣言なんて、出さなくても大丈夫だったんだなぁ」と感染症の「プロ」ならば誰でも理解できた筈なのです。

だったら、4月下旬の時点で、緊急事態宣言は、地方都市は言うに及ばず、東京も含めて「解除」しても良かったという判断が、西浦氏以下、専門家委員会は全員下せた筈なのです!

それにも拘わらず、彼等はGW空けの時点ですら緊急事態宣言の解除を主張しなかったのです。というよりもむしろ、政府の緊急事態の延期を強く支持したのです。そこで延長延期すれば、より多くの倒産、失業が生ずることが、誰の目にも明らかだったにも拘わらずです!

私は一科学者としてここで強く断罪しますが、西浦・尾身氏らのこの時点での「緊急事態の延期支持」は絶対に科学者として許されざるものと考えます。情報が少なすぎた4月7日のとは異なり、専門家会議はGW空け時点では十分な情報を持っていたからです!

すなわち、西浦氏・尾身氏ら専門家委員会が「GW空けの緊急事態解除」を科学者として主張せず、逆に「緊急事態延期」を主張したのは国家経済破壊の「大罪」なのではないかと、筆者は考えるのです。

無論、全ての政治決定の責任は「政府」が追うべきものですが、この問題は、「実効再生産数」という非専門家には十分に正確に判断できない科学的知見に左右されるものである以上、政治家以上に、科学者個人、あるいは、科学者個人の「誠実性」に対して重大な責任が存在する問題であると言わざるを得ないと考えます。

そして、実効再生産数が1を十分に下回り、一定期間が経過しているという推計結果を出していた西浦氏らが、それにも拘わらず緊急事態延長を主張するという振る舞いは、科学者として当然求められる「誠実性」を著しく欠いた、極めて不誠実な態度である疑義が極めて濃密であると筆者は考えます。

その点において、西浦氏、尾身氏らの専門家委員会の、国益毀損に対する重大な責任があると、筆者は考えます。

万一、西浦氏・尾身氏が、当方の以上の断罪が不当なものであると考えるのなら、科学者として正々堂々と書面回答されることを強く要請します。彼等がそれをしないというなら、筆者は一人の学者として、西浦氏・尾身氏らが自らの大罪を認めたということなのではないかと考えます。

いずれにしても、感染症対策」は、一つ間違えば、西浦氏が言うように、あるいは、筆者が行った自殺者数シミュレーションが示唆するように何十万人もの命が失われ得るものであり、如何に政治家が最終責任を取るものであるとは言え、科学者一人一人もまた、重大な責任を持たねばならないと考えます。

西浦氏、尾身氏の誠意ある対応を、心から祈念したいと思います。

追申: 西浦氏批判については、併せてこちらもご参照下さい。 「北大西浦教授の「8割おじさん戦略」は、批判的に徹底検証されねばならない。」 https://foomii.com/00178/2020050112532166031

 

/// 事務局より /// 超大物YouTuberでいらっしゃる ラファエルさんと、 三橋貴明のコラボが実現しました! 【YouTuberラファエル×三橋貴明の緊急コラボ】 テレビでは放送できない本音を暴露 >ラファエルと三橋貴明のコラボ動画はこちら また、 ラファエルさんのYouTubeチャンネルで、 ラファエルさんと 藤井聡先生(京都大学大学院教授)の コラボ動画が公開されています! 【コロナ経済破綻】経済学者にコロナと経済を 両立する方法を話してもらいました 【ラファエル】 >ラファエルと藤井聡先生のコラボ動画はこちら ぜひご覧ください! すでにご覧いただいた方、 いつも動画をチェックしてくださり ありがとうございます! ぜひ、 ●チャンネル登録 ●高評価 ●コメント をお願いします! チャンネル登録はコチラ >http://dpweb.jp/38YouTubeYouTubeチャンネル登録21万人突破!▼
 
教育基本法に基づく教育を行う(教育議論を行う)とは、

教育基本法 教育の目的・教育の目標・教員・家庭教育 に基づいて行うということ


授業づくりJAPANの日本が好きになる!歴史全授業
http://jdjapan.blog.fc2.com/blog-entry-34.html
メディア報道研究政策センター
http://www.mediken.or.jp/
ルーズベルトが日本に戦争を仕掛けた
http://gekkan-nippon.com/?p=2969        
「史実を世界に発信する会」
http://hassin.org/
雅楽平和
http://www.gagaku-heiwa.jp
チャンネル桜
http://www.ch-sakura.jp/
林原チャンネル
https://www.youtube.com/c/hayashibara-ch