宮崎口蹄疫問題の真実

  誕生日の木と木ことば
    7.8 グアバ 質実
 
「日本の息吹」7号で、吉田好克 宮崎大学准教授が語っています。
抜粋
「今さら何をしに来たのか」---
自国民の窮状よりもキューバカストロを選んだ農水大臣、発生から40日も経って
初めて宮崎入りし、その翌日に退陣した首相。地元民ならずとも為政者としての資格を疑わざるをえない。いまだ終息しない大災害から垣間見えてくるものとはーーー
 
 実は宮崎のさるミニコミ新聞が5月15日、以下の報道を行つてゐたのだ。食肉牛の委託オーナー制度で知られる栃木県の某食肉会社が、4月初め、自社牧場(川南町)で口蹄疫の疑いのある牛を発見したが県に報告せず、社内データを改竄したり、死亡した牛を別の自社牧場に移動させたりと、悪質な隠蔽工作を、してゐた、と。まさに「感染拡大の張本人」であると言ふのである。このことは関係者の間で既に公然の秘密となつてゐるやうだが、この種の報道が地元マスメディアによつてなされることはないし、6月7日に放送されたNHKの「クローズアップ現代」でも全く触れられなかった。事情通の知人によれば、その会社の誘致などに関連して、県や町、あるいは農業関連団体なども複雑な利害関係を持つてゐるらしい。
民主党が敷いた報道管制もあり、真実が県民国民の許に届いてゐないのだ。いづれ当局の捜査により、様々な事が明るみに出るであろうが、報道の仕方も含めて今後の成り行きを私もしつかりと見守ろうと思う。
 
■宮崎県で発生した口蹄疫
 
4・20 発生が確認
4・22 自民党、政府に対策申し入れ
5・10 赤松農水相、初の宮崎入り
5・17 政府に対策本部設置
5・22 宮崎県が非常事態宣言
5・28 口蹄疫対策特別措置法案成立
6・1  鳩山首相、初の宮崎入り
 
(6・8 現在の感染確認数)
 279例、185999頭
 *県ホームページより
 
 
これを見ると、民主党に危機管理能力がないことがはっきりしている。
自民が対策を申し入れて26日も経って、対策本部を設置している。
感染拡大の原因である。
マスコミは、現政権に対してとても優しい。寛大である。
なぜなのか?お伺いしたい。批判をするのがマスコミの仕事と自負しているのにである。左翼の人間が主要ポストについて情報操作をしているからだ、NHKも同様である。そのことを自覚して見る必要がある。日本が悪い方向に向かってしまうからである。
 
国基研