日本人は、悲観・罪悪感を持ち過ぎ

 日韓併合百年に思うこと
               呉 善花 拓殖大学教授
 
「日本の息吹」8号に掲載されていた抜粋です。
 
 日韓併合から百年となる節目の時にあたって、朝鮮総督府の統治が西欧諸国の植民地統治とは根本的に性格の異なるものだったことを、できるだけ簡潔に述べてみたい。
 第一に収奪によって内地を潤おすという政策が執られなかったこと。その逆に、最後まで投資過剰の赤字経営が続けられた。
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 第二に武力的な威圧をもっての統治政策を全般的に執られなかったこと。
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第三に文化・社会・教育の近代化を強力に推し進めたこと。内地と同じ普通学校制を施行し、国立大学の設置(京城帝国大学)、文学・芸術活動の活性化などの文化政策を推進した。併合時に百校ほどしかなかった小学校は増設の一途をたどり、
1942年には一村に二校、総計約五千校を数えた。
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 なぜ日本は内地ではなく朝鮮を豊かにする統治政策を執ったのだろう。内鮮一体を目指したからである。朝鮮を経済的にも文化的にも内地と格差のない一地域として自立させていこうとしたからである。そこに西欧諸国の植民地統治とのおおもとでの違いがあった。                     以上
 
いかがですか?
 
国基研