護憲派共産党 今の憲法に反対してた

             皇室とともに
 
護憲派共産党は、昭和21年の「制憲議会」と呼ばれていた憲法制定のため
いろいろな論議をした国会で、今の憲法に反対していた。
最後に賛否を問う時に、唯一反対したのが共産党です。
この時の共産党幹部に、野坂参三氏がいた。
この人が、吉田首相に概略こんな質問をした。
「この憲法を読むと、自衛の為の戦争まで悪としている。侵略戦争はたしかに悪だが、
自衛のための戦争はやむを得ないのではないか。」良いことをいっているのです。
しかし、吉田首相は、
「近代は自衛を口実に度々戦争が起きているから、自衛の為の戦争もいけない」
と答弁している。吉田首相はその後、国の自衛権についてはそれを保有していると
修正した。
詳しくは、正論6月号のP217をご覧ください。
 
この時に、共産党のいうように自衛権の行使を認めて
武力行使による紛争解決は行わない。くらいにしておけば良かったのに。
もっとも、このころから自主独立の精神が無かったようだ。
外交交渉は、強い軍を持たなければ相手の言いなりになり国益を損ねる。
米軍におすがりしてるから、モノが言えない。中国にもやられたい放題。
国民が、大きな声を挙げれば政府もやるようになる。
安倍政権だからだ。
民主主義の弊害で、悪くとも民意に押されてベストな政策を打てなくなることは
多々ある。
 
学校で、多数決が正しいかのように教えるのはよくない。
民意が成熟して初めて正しく機能する民主主義。
だから、首相公選制は今よりももっと御用聞き政治に拍車がかかり悪くなる。
 
国民の生活を支えるのはなんですか。
国防がしっかりして侵略から守ってもらわないと生活は間々ならない。
輸入も輸出も、海上航路が安全だから日本に入ってくる。生活できる。
いざという時に、現場が適切に対処できる法体系にしないと張り子の虎で終わる。
 
沖縄桃太郎HP