学校で本当のことを教えてくれない!

                 皇室とともに
 
平成24年10月28日東京 ホテルニューオータニ鶴の間で国基研設立5周年
記念シンポジウム
今の憲法で日本を守れるのか
が行われた。女子中学生が質問したことに私は、涙が出て止まらなかった。それは、自分自身の無能さなにもしてあげられない歯痒さ、申し訳なさから・・・。しかし、頼りにしている政治家等へ訴えた。役人の首を挿げ替えをすればできる。覚悟だけの問題だ。
 
会場からの質問 女子中学生の質問はこうだ。「国基研だより」第25号より
 私は中学二年生で、母が会員です。私は小四のときに、公立の小学校で南京大虐殺を教えられました。しかし、私の両親は「決してそんなことはないけれど、学校でそう教えられることは私たちだけではどうすることもできない。ごめんね」と言います。私は学校では一番大切なことが隠されているように思っています。
 そこで質問が、三つあります。一番は、中学生の私の立場で憲法を改正するためにはどういうことができるのか教えてください。二番目に、公立の学校で本当のこと、本当の歴史を教えてもらうにはどうすればいいのか教えてください。そして最後に、日本のために日本を守るために私の立場でできること、またしなければならないことを教えてください。
櫻井理事長が答える。
 「中学生として憲法改正のために何ができるか教えて」と、涙が出る思いで聞きました。まず、お友だちといっしょに日本国憲法を読んで、おかしいねえと思うことを私たちのホームページを見たり、私たちここにいる人たちの本を参考にしたりして、勉強してほしいと思います。自分の本を宣伝するわけではありませんが、私も憲法に関する本を二冊書いています。西先生も、百地先生も書いています。比較的わかりやすい文言で書かれていると思いますので、とにかく今の憲法を読んでみて、たとえば憲法の中に家族を大事にしましょうなんていう条項がないのはおかしいよね、家族って一番大事なのに、というようなところからも、お友だちとこの憲法のおかしさを勉強していただくのがいいかなと思います。
 学校で本当の歴史を学ぶにはどうしたらいいか。これはたいへんに深い問題です。歴史教育から正していかないと、この国はほんとにダメになると考えて、私たち保守派の人間が歴史教科書をつくりました。でも小さな間違いがあったりして、この保守派の歴史教育の教科書をつくる会も分裂してしまいました。ですから、おとなの私たちが今、小異を捨てて大同につき、日本の国益のために、あなた方中学生の未来のために、やっぱり書いていき、勉強して、新しい学校教育をすることだろうと思います。これは私たちの反省点です。
 日本のために何ができるか。郷土の歴史をまず勉強してほしいと思います。日本はすばらしい国で、地域、地域にすばらしい歴史があります。英雄もいます。その人たち一人ひとりがどんなふうに生きて、どんなふうに死んでいったか、何を伝えようとしたかということを学ぶことによって、日本のすばらしさがよくわかってきます。誇りを持てる日本人に育っていただくことが、日本のために一番役に立つことだろうと思います。この国が大好きという思いを大事にして勉強を続けていただければいいなと思います。
 
国基研