「恥を知れ」と

                     誕生日の木と木ことば
               8・11 キョウチクトウ 快活
 
  日本は「恥」の文化で、欧米は「罪」の文化であるとルース・べネディクトは
   『菊と刀』で書いています。まさにその通りで、明治の生まれの父・母は
   徹底的に「恥を知れ」と叩き込んだ。昔のドラマでもまだ少しそういう場面が
   見られた。その結果、敵に臆することを恥と思い逃げることをせずに敢然と
   立ち向っていった。敵前逃亡を恥とした。だから、愛するものの為に自らが
   命をとして国家を護った。その結果日本は無条件降伏をしたと言われているが
   GHQの嘘で有条件降伏でした。第一次、第二次両世界大戦の敗戦国で、
   「領土保全」の条件を得て休戦をしたのは日本だけです。政府も皇室も維持
   された。日本軍のそれまでの決死の戦いぶりから、米軍側が本土侵攻などこ    れ以上戦えば莫大な損害が出ると恐れて、「有条件降伏」になった。そのお陰   で、今の日本がある。日本人の精神性、文化を米国が恐れ壊した。今再び、
   「恥」の精神を日本人が取り戻す必要がある。自らの力で生きて行くことを
   誇りとする。日本の将来に責任を感じ将来世代のことを思いやる精神を
   持つこと。個人主義を止めること。
   まずは、家庭で「恥を知れ」を徹底的に叩き込む。失われた精神を取り戻す
   ことが大事です。金は必要だが、「全て」ではない。羨ましがられても、尊敬
   されない。バランスの問題だ。
   何のために生まれてきた。生まれてきて楽しませていただいた。今度は、
   その恩返しに国家の為に出来ることをそれぞれが行うことだ。奪い取ること
   ばかりしていると、盗ったものは何時か必ず返さなければならない。
   始めからやらないことだ。