福島の学校からお礼の手紙

今枝 正晴様
 
拝啓  あじさいの花がさみだれに濡れ、日ごとに紫が深まる今日この頃でございます。今枝先生におかれましては、ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。
 さて、5月31日に行われました本校児童の雅楽演奏ボランティアコンサートに際しましては、大変お忙しい中、遠路よりお越しいただきまして本当にありがとうございました。初めて見る衣装や笙、龍笛などの楽器に子どもたちの目は、釘付けとなりました。さらに、その音色に日本の伝統音楽のすばらしさを感じさせることができました。演奏の合間には、興味深いお話をしてくださり、音楽科ばかりでなく教育全体に関する学習にもつながり、児童達の学習内容をより一層深めることもできました。児童達にとって音楽のすばらしさや驚き、発見の喜びのある貴重な体験となり、明日へ向かって力強く進んでいこうとする態度を育てることができました。いろいろとご配慮を頂きまして、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
 保護者の方々からも「今回の演奏会がとても感動的だったようです。家に帰ってからも子どもたちから今枝先生の演奏やお話について話してくれましたよ。」と、感慨深い声をかけていただきました。
 子ども達の御礼の手紙を同封いたしました。ご一読いただければ幸いです。
 最後になりましたが、今枝正晴先生のますますのご健康とご発展を心よりお祈り申し上げ、お礼の言葉といたします。
 
                                          敬具
 
 
平成24年7月9日
                                    
 
 
 
 
 
 音楽主任からありがたいお礼の手紙をいただきました。
 こんなに役に立っていたのかと知り、励みになります。
 
奈良・平安の音色を今に伝える 笙の音を お楽しみください