音楽葬のように雅楽を

    
  神道関係では、ご葬儀に雅楽が使われていることは知られています。
 
  でも、
 
  広く一般的に雅楽を葬儀に使っていい葬儀にしようという考えは、
 
  世間では新しいようです。   意外でした。
 
  最近の傾向は、大きく分けると5つあります。
 
   ・直葬(火葬のみ)
   ・家族葬
   ・伝統にとらわれない自由な形の葬儀
   ・費用をあまりかけない
   ・事前相談
   となるそうです。
 
  葬儀の種類
   これを知っていると葬儀社と話をする時に役に立ちます。
   ・葬儀式 告別式
    別ものですが今は一つの流れでおこなっています。
    「葬儀式」は故人の魂を送る宗教的儀式。
    「告別式は」友人、知人が故人と最後のお別れをする社会的式典。
  社葬・個人葬
   「社葬」は、会社が主催して行う葬儀。
   「個人葬」は、遺族が主催して行う一般的な葬儀。
   「合同葬」は、遺族と会社が合同して行う。
   「団体葬」は、会社以外の団体が主催して行う場合を総称していう。
  家族葬・密葬
   どちらも主に親族や親しい者だけで行う葬儀ですが、別のものです。「密葬」
   は「本葬」とセットで行う葬儀。
   多くの会葬者がいる場合は、まず、親族や親しい者だけで葬儀を行うことが
   ありますが、これを「密葬」という。後日、一般の参列者を招いた「本葬」を
   行います。
   「家族葬」は単独で行う葬儀です。家族や親しい友人など少人数で行います。
   会葬者だけでなく、他の方々へも、失礼のないようにお知らせをして、弔問・
   供花・香典などの辞退をする必要があります。
 
   一般的には葬儀の後に火葬を行いますが、火葬の後で葬儀を行う地域も
   あります。これを「骨葬」と呼びます。「密葬」後に火葬にふして、「本葬」は「骨
   葬」として行うこともあります。
  仏式葬儀・神式葬儀・キリスト教葬儀
  市民葬・区民葬
   各種の自治体が、提供している低価格で簡素な葬儀。一般に、福祉ではなく、
   補助金が出ているわけでない。亡くなった方が喪主が自治体に住んでいる
   場合に行えます。
  直葬(葬儀をしない、火葬のみ)
   葬儀をしない場合も、亡くなった場所からの搬送、納棺、安置、死亡診断書の
   提出と火葬埋葬許可書の取得、火葬が必要です。
   火葬時に僧侶にお経をあげていただくこともできます。
  お別れの会(偲ぶ会)・無宗教葬・ホテル葬
   宗教者を招かずに、宗教色を抜いた自由な形で行う葬儀を総称して「無宗教
   葬」という。告別式、追悼式というべき形式。焼香の代わりに献花を行い、祭壇
   には花と遺影を飾り、音楽を流すことが多いようです。
   「ホテル葬」は、ホテルで行う葬儀・告別式。
  自由葬・音楽葬
   「自由葬」「プロデュース葬」は、自由な発想で行う葬儀。無宗教、宗教で行う
   場合がある。
   「音楽葬」は、生演奏やCDなどによって音楽を「献奏」するような、音楽重視の
   葬儀。
  自然葬・散骨・樹木葬
   「自然葬」は、海や川、山、宇宙などに散骨を行って自然にかえすこと。通常の
   葬儀を行ってからする事が多い。
   「樹木葬」は、樹木の生い茂る森の中に、樹木を植えたりして埋葬する。墓地と
   して登録された所で行う。葬儀というより遺骨を埋葬する墓地の種類。
  生前葬
   本人が生きているうちに行う葬儀。
 
 いい楽を奏すると、葬儀はとても素晴らしく立派になります。雅楽は日本人の心に
 響く音であります。お亡くなりになると、天からお迎えがあり雅楽の音がなるとも
 聞きます。
 家族葬で、お式の前に雅楽を聴きながらお別れの時を過ごされてからお式に臨ま
 れるのもよいかと思います。出棺時にも、楽の音でお見送りされると厳かに立派な
 ご葬儀を演出できます。
 散骨時、植樹葬時、お別れの会、ホテル葬、無宗教葬などでもご家族のご希望に
 合わせて演奏、演出するのもよいかと思います。
 雅楽自体は、宗教ではありません。宗教の時に用いられているだけです。
 演奏技能が、高くないと効果が期待できないのは言うまでもありません。独奏でも
 いい演奏は効果があります。また、一般の方には、聴きなれていませんので新鮮
 に聴こえて良いのです。
 
 コチラをご覧下さい。
                 http://www.gagaku-heiwa.jp