誕生日の木と木ことば
1・24 カンノンチク 美麗
おつかれさま
きのうは、「中日くらし友の会」主催の演奏会が中日新聞社本社6階ホールで
行われました。雅楽の演奏は、初めてだそうです。普段は、50名ほどの入場
だそうですが昨日は69名うち一般の方が15名も来て下さったと喜んでおられ
ました。
演奏前に関係者の方と昼食。そこで、中日新聞の事務局の方から質問があり
ました。さすが、鋭い核心を突く質問がありました。ふつうは、音を出すのは
難しいのですかコツはありますか?と言う質問です。しかし、この方は、いい
音色を出すコツはありますか?という質問にこちらが思わず心の中で「オオッ」
となりました。この方できる方だと。
わたしの考えは、こころです。その証拠は、鵜殿葦原に葦刈りにいきました。
そこでしか、ヒチリキのリードは取れない。そこを30年以上護ってこられたの
が、小山弘道教授です。そこで、1日中葦刈りをしながら感心をして作業を
一人行っていました。帰って来てから、笛を吹くと以前にない素晴らしい音が
奏でられた。翌月にまた行きそのことを小山教授に話すと当然のようにそう
いう事はあるよ。と言ってみえた。この方は、本物のえらい教授だと分かった。
そう話すと、感心して事務局の方達は聞いてみえました。
そんなこんなで、その後あわただしく準備をし本番に。
プログラム
鳳笙 平調 音取 越天楽 ばいろ
竜笛 越天楽 ばいろ
笙の説明 洗い替えの道具を見せて
残りの四季を表す曲
双調 賀殿急 (春)
黄鐘調 越殿楽 (夏)
盤渉調 越殿楽 (冬)
あっと言う間の1時間半でした。緞帳が開いて演奏10秒ほど後に静まり返っ
った。あとは、もう真剣に聴き入って下さっていた。話にも興味を示して下さっ
ていた。終了後は出口でお見送り皆さんがいろいろと話をしてくださった。
輪が出来る程で楽しく過ごさせていただけた。中には、おいくつですか?と。
もう百近いです。みなさんは、孫のようで二十歳前後の可愛い娘みたいです。
と言ったら笑いと喜びに溢れた。また、そういうミステリアスなところがいい。
と言われました。まあ、とにかくお互いに楽しく過ごさせていただけました。
中日新聞本社 玄関 初めて入ります。
入ると飛行機が。