とりもどすこと

                      誕生日の木と木ことば
             12・3 ユズ 尊敬、敬慕           
 
  「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」 P200 抜粋
 
  衣食足りずとも礼節を知る
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 現在の日本国の繁栄の基礎は明治維新にあるといえるだろう。
  ところが、明治維新により日本人は大きなものを失ったのではないか。我が国が
 大国への道を選んだ代償として失ったものは「日本文明」である。
  日本文明は江戸時代中期に完成し、幕末に頂点を極めた。文明とは、個別の
 文化が高度化して一つの有機体を作り上げた結果である。明治維新前の日本   は、大自然と生活が見事に調和し、人々は勉強と仕事に励み、質素に慎ましく、
 笑いの絶えない、伸び伸びとした生活を送っていた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  初代米国総領事タウンゼント・ハリスが日本に到着してまもなく、浦賀奉行らと
 会見した日の日記に「我々一同はみな日本人の容姿と態度とに甚だ満足した。
 私は、日本人は喜望峰以東のいかなる民族よりも優秀であることを、繰り返して
 いう」と書き残した。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 やがてハリスは、民衆の生活については日本が世界で最も豊かな国であるとの
 認識に至った。
 
     本には、2文が紹介されている。そのことの意味合いを知り誇りを
     取り戻そうと思う。
 
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  かつての日本人は貧しくとも楽しく、貧しくとも清潔に、貧しくとも礼儀を重んじ、
 そして貧しいからこそ勤勉に働きよく学ぶ、そんな集団だった。よく「衣食足りて
 礼節を知る」というが、そのころの日本人は「衣食足りずとも礼節を知る」人たち
 だったのである。
  しかし、現在の日本にはそのような日本の美しさはほとんどなくなってしまった。
 人々は楽して儲けることばかり考え、金を持つ者を崇め、富ばかりを追う悪しき
 慣習が蔓延し、また、かつて世界最高水準の教育を施していた日本の教育は
 堕落し、日本人の勤労と勤勉は失われてしまった。
 
      砦であった最後の自民党が目先のことに囚われ、日教組に平伏し
      戦後後教育に異を唱えなかった。問題の先送りと経済復興優先を
      行った結果です。皇室問題にしても同様です。将来を見据えて政治を
      行っていると誰もが言うが嘘だった。今も変われずに行われている。
      戦後70年ほど経つ。残り30年以内に日本が滅びることになる。
      その前に、自国の神話を子ども達に教えることと建国を学ばなければ
      いけない。天皇・皇室についても学ぶことになります。
      金よりも大切なものがあることに気付くことです。金では幸せは得られ
      ないことに。
      価値観が違えば・・・・・・・・・・。
 
 
心が表れ、私たちの琴線にふれる 笛の音を お楽しみください
 
      魂を売るくらいなら、さよならをする。