高校生レストラン

                 誕生日の木と木ことば
                  6・19 キソケイ 素直
 
 高校で 剪定実習を頼まれたことがある。話を伺うと、若い教員で専門外だから出来ない。ここまでは、良い。後ろで見ていてくれだ。理由は、私がいなくなった時に生徒が教員を馬鹿にするからだという。それも含めての教育だ。しかも、教えなくてはならない松がない。机に向かって勉強が苦手だから身体を動かす事をするという。根底には、3年間をどうやって無事に過ごしお役目ご免となるかだった。情けない。こういうのもあるということだ。まともな教員が気の毒で成らない。結局、提案をした事が却下されたので断った。高校生レストランを見ていると。今ではなく世の中に出てから困らないように一人前になれる基礎を作ろうと一生懸命に指導している。
楽しい思いでつくりが学校ではない。あの時は、むかついたが今その意味が分かって有難い、そうあるべきだ。未だに、楽しい思い出になればいいと思っている人もいるようだ。現場を良くするには、執りあえず教育委員会が壁となり教員を護りヤル気を起こさせることだ。その気概がない。長い物に巻かれてどうする。悪に。
 
奈良・平安の音色を今に伝える 笙の音を お楽しみください