皇室とともに
参加費用 2000円です。経営科学出版に申し込んでください。最後に書かれています。
ドイツほど信用できない国はない。
自国の利益のためなら平気で他国を犠牲にして裏切り、
迷惑をかけることなど屁とも思っていない。
その外交姿勢は徹頭徹尾利己的で打算的であり、
ドイツと関わった国の外交は例外なく混乱を余儀なくされる。
松岡が外相に就任した当時、日本の国論は陸軍を筆頭に、ドイツに夢中でした。当時のドイツといえば、ヨーロッパを制覇し、残るイギリスも風前の灯火…
ドイツ軍の快進撃に、日本の軍部もマスコミも国民もこぞって熱狂していたんです。
だから、日本がドイツと提携を組むのは、もはや押しとどめることのできない既定路線となっていたわけです。
しかも、この軍部の意向に逆らえる政治家など1人もいませんでした。なぜなら...
五・一五事件、二・二六事件と軍部によるテロが続いていました…
そんな日本で、暗殺されるかもしれないのに、真っ向から意を唱えるなんてできなかったわけです…
そこで松岡は頭をひねりました。
そして思い立ったのが「ナチスドイツを利用してアメリカと和解する」ことだったんです。
しかし...一種のクーデターともいうべき当時の近衛首相の裏切りによって、松岡は内閣から追放されました。
ドイツを手を結び、その後、自らのあらゆる仕掛け・交渉を経てアメリカとの戦争を回避する...という構想を描いていた松岡は「ドイツと手を結んだ」段階で解任されてしまったのです。
まさに梯子を外された状態でした。
しかも、常人には理解できない「ナチスドイツとの提携」だけが残ってしまった…
松岡が解任された後は第三次近衛内閣、東条内閣と、政局は目まぐるしく動揺・混乱し、日本の外交は坂道を転がり落り、あっという間に対米開戦に追い込まれてしまいました。
アメリカにとって、松岡なきあとの日米交渉は、赤子を手のひらであやすようなものであり、日本は完全にアメリカの手玉に取られてしまったわけです…
そこまでの才能を持っていたからこそ、ナチスドイツを利用した「大日本帝国構想」を描けたわけですが、それが道半ばで倒れた結果、今日のような、「日本を戦争へ導いた軍国主義者」のレッテルを貼られてしまったわけです…
戦後、下手で弱腰な外交交渉で、不用意に私たちのおじいさん・おばあさんの名誉を貶めてきた日本…
そんな今日だからこそ、松岡洋右についてこれまで語り伝えられてきた誤ったイメージを正し、松岡外交を正しく認識し直すべき時期に、いま我々は来ているのではないでしょうか?
そこで、今回実施することにしたのが、産経新聞「正論」元編集長、
上島嘉郎さんによる講演会(LIVE配信)「奇傑・松岡洋右の大日本帝国構想」です。
- 松岡洋右は東京裁判の初期に死亡したことにより、罪を一身に背負わされていた・・・?
- 日独伊三国同盟、日ソ中立条約、日米了解案反対など、松岡の害悪と言われている歴史事実の真相とは・・・?
- 四方を欧米列強に囲まれた当時の状況において、成し得た選択とは・・・?
この講演会(LIVE配信)を聞けば、「日本が狂ったファシズム国家だった」「松岡洋右は日本を戦争に導いた犯罪人」「日本は野蛮な侵略国家」というのが嘘だということがわかるでしょう。
そして、左翼メディアや中国朝鮮人の日本に対する誹謗中傷がいかに的外れなものなのか、一方的なレッテルを貼られた松岡洋右の苦悩が理解できると思います…
是非この機会にご参加ください。詳細は以下の通りです。
講演会(LIVE配信)日程
4月7日(火)
日 時
19:00 開始 / 20:30 終了
タイムスケジュール
株式会社経営科学出版
主 催