[沈みゆく日本をどうする」

    誕生日の木と木ことば
     7・24 バラ(白)(シンデレラ) 純愛
 
先日、塚本三郎 元衆議院議員と名刺交換をさせていただく機会がありました。
そうしましたら、「沈みゆく日本をどうする」と題した手紙をいただきました。抜粋して
掲載します。
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・新しいスタートラインとは
前略
 民主党は、衆議院の多数こそ最大の権力であるから、参議院の数の不足を他党に呼び掛けることは当然である。だからといって小細工は捨てるべきだ。
 小政党を次々と拾い上げることよりも、その前にすることがある。
 例えば、自民党に対して、政権与党の先輩経験者とし、諸政策について、虚心坦懐に語り合うべきだ。日本の国会運営について、また国政の基本理念について。
 民主党が謙虚に、先ず大人の態度を示すことが、国民に示す敗者の誠実の姿である。
 今日の日本が直面している、内政と外交が危機の嵐の前に立たされていることを、国民は肌で感じ、危惧していることを悟るべきだ。
 日本政界で、自称革新陣営の最大の欠点は、外交と防衛に対して無定見であることだ。
 その本質は、大衆迎合ポピュリズム)であって、未だ責任ある与党としての経験が少なく、自身が政治家としての「国家観が無い」ことに起因する。それが、そっくりそのまま民主党にも言い得る。
 また、その根本には、憲法問題が「ガンの如く」横たわっている。日本が独立国らしからぬ、外交、防衛の障壁となっている、民主・自民両党は、それを取り除くための第一歩を踏み出すべきだ。政党にとって、外交と防衛は、国家にとって最大の任務である。
 管総理は、本心か否かは別にして、日米同盟の必要性、即ち防衛について、理解ある発言を行なっている。しかし、この最重要課題も、民主党内には否定的人物も少なくない。
 加えて管総理自身も、かっては非武装中立の論者であったから、党内の動向によっては、保身のため、いつ変節するかもしれないと危惧する。党代表だからとて、最重要課題に対しても、慎重に党内の議論を重ねた上での発言ではないからこそ、気にかかる。
 
国基研