次の世代を守り育てる覚悟と責任 たちあがれ日本

  誕生日の木と木ことば
   7・10 ノリウツギ 独創
 
「政策宣言2010」を、たちあがれ日本が出しています。その中の考え方が素晴らしいので、一部取り上げます。
 
・「安心社会」実現のために
           共同代表 与謝野馨
            幹事長 園田博之
社会保障は五十年経っても百年経っても社会の変化に耐えうる制度を作らなければならない。選挙対策で目先の国民負担を減らし、将来にツケを回すような制度だけは絶対に作ってはならない。だからこそ、国民が老後まで安心して生活できる
ために、安定的に維持できる財源を確保しなければならないのだ。我々が、短期的には国民受けしないであろう消費税率の引き上げを主張するのは、日本の将来を憂えてのことである。
 
・政治家も自らの身を切る覚悟を
                   共同代表 与謝野馨
                    幹事長 園田博之
 民主党マニフェストで国家公務員の人件費を二割削減するとしていたが、まったく手がつえられていない。
 しかも、自治労日教組という支持母体に遠慮して、圧倒的に多数を占める地方公務員は給与の削減対象にもなっていない。我々は失業というリスクのない国と地方の公務員の人件費を大胆にカットして財源を捻出しなければならないと考えている。
 もうひとつ、民主党マニフェストで衆議員の議員定数を八十削減するとも主張していたが、政権獲得後はまったく話題にもしなくなった。それで大きなムダが削減できるわけではないが、公務員に負担を強いるなら政治家も自らの身を切る覚悟がなければならない。
  ここまで、(月刊『文芸春秋』平成22年5月号)
 
・政策による政界再編を
         代表 平沼赳夫
 今後の政界再編は、中国の体制下に組み入れられることを厭わないリベラルと、
従来のアメリカを中心とした自由社会陣営に留まることを是とする保守に大きく別れていくはずだ。国民も選択肢が明らかになり国政選挙では投票しやすくなるだろう。
 有権者がどちらの社会を選ぶのか、これまで仲間だった自由主義社会の一員か、
共産党独裁の中国か、私にはあまりにもはっきりしていることに思えるのである。
 
   (『新潮45』平成22年6月号)
 
民主党の農政政策の問題点
①農地基盤整備予算を三分の一に減額=>農地を劣化
②頑張っている農家もそうでない農家も一律に戸別所得保障を実施=>
 やる気のある農家の意欲を阻害
③選挙目当ての「農協いじめ」で、農商工連携をストップ=>
 豊かな村作りを妨害
 --これでは、「劣化した土地、意欲のない農家、暗い農家」となってしまいます。
農薬・化学肥料漬けの「惰農」となり、「安全・安心な食卓」も壊されていきます。
 
 
具体的な政策は、マニフェストをご覧ください。
素晴らしい内容です。管首相が、まねるのも分かりますが選挙目当てであって
実行する気がありません。
 
 
国基研