軍拡による軍縮

 誕生日の木と木ことば
  4・4 セイヨウスグリ 無限の愛
 
「国基研だより」 平成22年4月号 「巻頭言」より
 
 「逆説的に聞こえるかもしれないが、われわれは一方で危険な軍拡競争と、
他方で立派な軍縮との間によりいっそうの近似性があることを認めるべきである。」
つまり「軍拡によってはじめて軍縮ができる」ことを指摘したのです。(『「新世界秩序」
と日本』田久保忠衛
 軍縮のための軍拡という安全保障の本質を突いた戦略を引き出したのがIISS
でした。
 
それで、実際に成功している事例があります。
中国の軍拡は、日本にとって多大な脅威以外なにものでもありません。
管大臣が、為替などのことを話しても聞き流すだけです。軍事的な力がないからです。戦争をするために軍事があるのではなく、外交や平和のためにある事を
懸命な日本国民は知っているはずです。大きな大きな声をあげなければ、手遅れ
となってしまいます。間違ったことでも、大きな声を上げた者勝ちです。
ならば、正しい事を大きな声で実現していかなければなりません。
  
国基研は、日本の戦略の欠落を埋める力となり、広く国際情勢を見渡し、日本が
生き残る道と、日本の国益のための戦略を考え、それをもって国際社会の役にも
立ちたいと日々、がんばっておられます。
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