雅楽鑑賞会をおえて     に

  誕生日の木と木ことば
    3・20  アザレア  愛のよろこび
 
 私は今日、今枝さんの雅楽鑑賞会で、とてもびっくりしたことがありました。それは、鳳笙の音が、竹からでているとは思えない音だったことです。まるでオルガン
パイプからでているような音には、とてもびっくりしました。そして、何重にも重ねら
れた音は、とてもきれいでした。一つの楽器しか使っていないのに、心をひかれま
した。また、その他三つの楽器も、見た目はそんなに変わらないのに、音の高さや
太さが全然違って、一つ一つの楽器にそれぞれ特徴があることもわかりました。
そして、一つの楽器をあそこまで吹けるには、二十年以上もかかる、大変なことだということも分かりました。さらに、楽器の吹き方によって、いろいろな表現ができることも、すごいと思いました。私は最初の、きれいな音で吹いていた方が好きです。
迫力がある方もかっこよかったけれど、きれいに吹いている方は、おだやかで、
心が優しく、しずかになれるような音だったので、こっちの方が好きです。
 私はブラスバンド部に入っていて、今枝さんとは少し違いますが、楽器を
吹いています。だから、最小の音を出す時、とても難しいことを知っています。
それなのに今枝さんは、たくさんの人の前でとても緊張していただろうし、とても
難しそうな楽器なのに、きれいな音で最後まで吹けていて、とてもすごいと思い
ました。
 今枝さんの雅楽鑑賞会で、感動や心のおだやかさなど、たくさんのことを得る
ことができました。そして、今枝さんのように努力して、私も楽器を上手に吹ける
ようになりたいと思いました。これからも、たくさんつらいことや苦しいこともあると
思います。でも、その度に、今日の鑑賞会で得たことを忘れず、がんばっていき
たいと思いました。今日のことを、私は一生忘れません。
 
            以上、感想でした。
 
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