雅楽を聴いて。  は

  誕生日の木と木ことば
    3・19  ツゲ  克己・冷静
 
    不思議の国中学  1年
 今日、今枝さんの演奏で、初めて雅楽というものを生で聴きました。
 
 今までに、音楽で雅楽を習ったこともあったので、「竜笛」や「宮内庁式部職楽部」、「笙」など知っている単語も
 
ときどき出てきたときに、興味をもって話をきいていました。
 
 私が一番感動したのは、笙の音色を聴いたときです。1つの楽器から、いくつも違う音が出ていて、始めは
 
どこか他にも四つくらいの楽器があって、それで合わせているのではないか、と思ってしまいました。今まで、
 
一つの音しか出ないと思っていたが、笙からはいくつも音が出ると知って、「笙」という楽器に非常に関心が
 
わきました。どうやって吹いているのかはよく見えなかったけど、一回調べてみたいです。笙みたいな素晴らしい
 
楽器があることを知れて、本当によかったです。
 
 笛の中では、竜笛の音が好きになりました。しんがしっかりした音で、りんとした響きもあって、もっと近くで
 
聴いてみたい、と思わせられるような笛でした。
 
 雅楽は、ゆっくりとした曲で、自分もゆったりとした気持ちになりました。
 
 私はブラスバンド部に入っていて、サックスを吹いているのですが、雅楽で使う楽器の音色は、それとは
 
まったく違っていたので、おもしろいと思いました。
 
サックスみたいな海外の楽器もとてもすてきだと思うけれど、今回の雅楽を聴いて日本の楽器もすてきだなぁ、
 
と思い、日本に昔からある伝統的な音楽にも、感動を覚えました。
 
 ブラスバンドだと、あんなにしみじみとした曲はにあわないので、こういう曲が吹けるのは、日本ならではの
 
ものなのだなぁ、と思いました。
 
 今枝さんは、宮内庁式部職楽部のことをとてもほめていらしたので、機会があれば、ぜひ聴いてみたいです。
 
 今日は、貴重な体験をすることができました。
 
                         以上、感想でした。