雅楽を聴いて。  ろ

  誕生日の木と木ことば
    3・18  トサミズキ 清楚
 
 不思議の国中学 1年
 雅楽を生で初めて聴いて、CDとだいぶ違っておもしろいな、と思った。
 吹き方もいろいろあって、激しかったりやさしかったり・・・。そういうのをコントロールできる
今枝さんがすごいと思った。どちらかというと、やさしい派だと思う。
 楽器も生で見ると、想像や写真と違うところがいくつかあった。笙はすごくつやがあって、
吹き口もよく見えなかったけど想像していたのと全然違った。笙がリードだなんて思わなかった。
木管楽器なんだ・・・と思った。でもハーモニカみたいだとも思った。
 今枝さんがいろんな楽器を自由自在にあやつっていてすごいと思った。私はブラスバンド部の
金管楽器だけれど、息が吸えなくて音がならなかったり、音色が悪いなど、いい所はない。でも、
どの楽器でも表現豊かに吹ける今枝さんがやっぱりすごいと思う。
 今枝さんの話を聞いていて、アメリカの人がコオロギやスズムシの声を聞いて、雑音にしか聞こえない、
と知り驚いた。あんなにきれいでいい音色が感じ取れないのが、少しかわいそう。でも、そんな日本人に
生まれてうれしい気がする。
「幼稚園の子は寝てくれる。」
と言っていたのを聞いて、そんな考え方もあるのか、と思った。私だったら聴きあきられて寝てしまった、
と思うからだ。でも、ねむくなってしまう曲もあるんだな、と思った。雅楽がその1つであることは初めて知った。
 教えていただいている、という話では、そうか、教えてもらってるんだなぁと思った。なんとなく、しぶしぶ
やってる、というところが少しあるような気がしたからだ。教えてもらえるありがたさが、今はよく分からない
けど、そういう気持ちを持ってみよう、と思う。
 始めは雅楽を聴くのが面どうだったけど、今は貴重な体験ができてとても良かったと思っている。雅楽
素晴らしさを生で感じ取れる機会に出会えて、本当にうれしいと、思う。
             以上、真実の感想です。
 
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